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彼女が掲げた目標は世界Jr.ランキング50位以内。しかし、4大会が終わった時点でのランキングは73位…。1大会を残し、かなり厳しい状況の中村。そんな彼女の挑戦に意外な結末が!!中村藍子・世界標準、今回ついに最終章です。窮地に追い込まれた彼女に、果たして奇跡は起こるのか!?


海外遠征最後となるのは香港オープンJr.チャンピオンシップ。目標の50位以内を達成するにはベスト4以内が必須条件。絶対に落とせない1回戦、開始です。次々と得意の強打を打ち込む中村。そして、完璧な試合内容で1回戦を突破します。

続いて翌日の2回戦。鍵を握る対戦相手はニュージーランドのオコナー選手(16)、世界Jr.66位の強敵です。負けた時点でバックアップは終了。運命の2回戦、開始です。試合序盤、予想通り正確なストロークを打ち込んでくる相手に対し、中村は得意の強打で対抗します。互角に打ち合っていた中村ですが、ストロークが僅かにラインから外れていきます。この僅かな歯車のずれから徐々にペース失い初めて行く中村。そして、結局ペースを引き戻せず、2-6で第1セットを落としてしまいます。このまま終わることは出来ない…。16歳で世界に出ることを覚悟した中村。この小さな体で戦い抜いてきた中村。次に歩き出すために勝ちたい…。中村の顔には覚悟が見られます。守りに入らず、攻め続けていくことを決めたようです。そして第2セット開始。ミスを恐れず、負けを恐れず、とにかく攻める中村。しかし、もちろん相手も必死。両者譲らず、激しい攻防が続きます。そして…、中村、敗戦してしまいます…。

日本Jr.ランキング16歳以下の部1位、中村藍子の50日に及んだ世界と戦いは、こうして幕を閉じたのです。約束通り、ASAYANのバックアップはここで終了。遠征終了後、中村はこんなコメントを。

中村「世界と日本は全然違いますね。
   スゴイ選手がいっぱいいますね…、怖いぐらい。
   自分も頑張らないと。まだまだだと思うんで」


そして、海外遠征5大会の結果、中村の世界Jr.ランキングは68位。78位でスタートし、アメリカ3大会終了時では89位までに落ち、残りの2大会で巻き返しをみせたものの、50位以内という目標には遠く及びませんでした。


この遠征での目的は達成できなかったものの、世界の壁の高さを実感し、そして確実に強くなった中村。16歳の中村と世界の戦いは始まったばかりなんです。近い将来、彼女の名前が世界に轟くことを願います。

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