09/10 on air


中村藍子、16歳。7歳からラケットを手にしていたという彼女。現在、日本Jr.ランキング16歳部門で堂々の1位。世界Jr.ランキングでは78位。そんな中村が、世界に向けてついに動き出すことになったんです。世界4大大会の一つであるUSオープンJr.を皮切りに、全米各地で行われる世界大会に次々と出場。1戦1戦がランキングを賭けた正に真剣勝負。中村の過酷な世界挑戦がついに始まるんです。

そんな中、8月31日、成田空港。ここに、いよいよアメリカへと旅立つ中村の姿がありました。

「やっぱりランキング上げたいから、何回か勝ってポイント稼いで…って感じで。
 まぁ思いっきりできたらいいと思うんですけど。1回戦・2回戦突破して、
 あとの大会につながるようにしたいです」


ひそかに闘志を燃やす中村。実はこの日から遡ることおよそ2週間。彼女の闘志に火をつけるこんな出来事があったんです。


8月14日、岐阜県某所。中村は、この地で行われていた高校生の大会、インターハイに出場していました。現在、16歳部門で日本ランキング1位の彼女、圧倒的な強さを見せ、並み居る強豪達をことごとく退けていきます。しかし、迎えた準決勝、その対戦相手は飯島久美子選手(18)。中村より2つ年上の彼女、実は現在、日本Jr.ランキング18歳部門で1位、世界Jr.ランキング46位と、実績で中村の上をいく強敵なんです。そして試合開始。なかなかの善戦を見せる中村。しかし、敗退。結局3位という成績に終わってしまったんです。

そして、それから1週間後の大阪某所。この日中村は、この地で行われていた全日本Jr.選手権に出場していました。ここでも圧倒的な強さを見せ、順調に勝ち進んでいく彼女。そして迎えた準決勝、その相手は…インターハイで敗退させられた飯島選手だったんです。前回の雪辱に燃える中村。しかし、中村、またしても敗退です。


16歳部門では1位と、敵ナシの彼女。しかし、18歳以下の選手で競われるJr.というカテゴリーでは2つ年上の飯島選手が、常に大きな壁となって立ちはだかってしまうんです。

「自分が強くなっていくことを考えて。経験積んで、もっと強くなりたいです」

海外で経験を積んで、飯島選手という壁を打ち破りたい。これが彼女の闘志に火をつけた一つの要因だったんです。


立ちはだかる壁を越えることはできるのか?中村藍子、とうとう世界へ!
次回アメリカ大上陸。はたして世界を相手にどこまで通用するのか?

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