ASAYAN管理人日記

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2004年5月9日(日)  GW終わり

長かった大型連休も終わり

今年の連休は、仕事上の宿題も多くて、企画書を書いたり資料を作ったり、
娘の部屋の整理もあって、ずっと家で過ごした

娘の部屋もすっかり片づいて、ほとんど空の状態になる
後は、業者に頼んでベッドとか机などの大物を処分するだけである。
電子ピアノをどうするか悩んだけど、嫁に相談したら、もう使わないから捨てればと一言。
やっぱり女性はドライである (>_<)ゞ

2004年5月26日(水)  韓国政府の人間にモーニング娘。をお勧めする

韓国文化コンテンツ振興院、略してKOCCA(国家?)のスタッフが来日、
新宿の居酒屋で酒を飲む

日本もようやく、少しは本気でコンテンツを国策として考えるようになったが、
韓国では何年も前から、本気で国策として映画や音楽を振興している
なにしろ、このKOCCAのトップが、あの「シュリ」のプロデューサーというくらいで、
本気度ではぜんぜん負けている気がして、うらやましい、、、

時節柄、話題はやはり日韓の音楽比較について、、、、

ちょうど、安室奈美恵の韓国公演直後なので、その話題も出た
韓国でのマスコミ報道では、
あれだけ激しいダンスを踊りながら、生歌でステージをこなすのは凄い!!ということで、
韓国芸能界は、かなりのショックを受けたと伝えていた

それ、ホントですか?と聞いてみたのだが、
三日連続コンサートの、二日目までは評判が良かったが、
最終日は7曲しか歌わなかったし、ピとのジョイント・コンサートといいながら、
実際は、一緒にステージに立つわけでもなく、ぜんぜんジョイントではなかったらしく、
すっかり評判を落としてしまったそうだ

二日目までで終えてればねえ、、、と言っていた

その他、歌番組やコンサートでのステージングの話をする
K-POPアーティストは、歌やダンスは上手いけど、
テレビ番組のカメラワークなど技術面は日本のほうが上、
ステージ演出も日本の方が上、
ぜひモーニング娘。のライブを見てくれと言ったら、今度来たらぜひ見たいと言った

チケット、取れるかなあ、、、

2004年5月27日(木)  ヨン様のファンはやっぱり主婦

某映画プロデューサーと雑談する

この人物は、プロデュースした映画の名前を3つ、4つ挙げるだけで、
業界人なら一発で名前が分かってしまう人間なので名を伏せるが、
僕は学生時代からの友だちなので、全然大物のイメージがわかない
でも、僕は映画関係の仕事はやってこなかったので、
業界ではそろそろ大物の仲間入りをしている友人がいても、
あんまり仕事には役に立ってないのがちょっともったいない気もする

雑談の中で、ペ・ヨンジュンの話になった。
ヨン様の初主演映画「スキャンダル」の話だが、
初日、土曜日の数字が7000、日曜日が2000でダメかな?と思ったら、
月曜日も2000入ったとのこと(数字の単位は金額か、人数か忘れた)
つまり、平日の数字が落ちないということは、ヨン様ファンは、いかに多くの主婦をかかえるか
ということを示すということだ

たぶんそうだろうとは、誰もが思っていたが、
このように、ちゃんと数字で表れてくると、マーケッターとしては
意味なくウレシイ気分になれる

2004年5月28日(金)  明日から上海

明日から上海に行く

今回の上海行きは、
近年の不動産ブームで大もうけした建設会社が、その儲けを使ってエンタメ業界に進出、
ところが、社名を「韓流イメージ」といい、韓国芸能を扱う会社を作った。
中国での韓国芸能ブーム(韓流)を象徴する話だと思うのだが、さて、
その韓流イメージ社が、「自転車に乗った風景」(以下、JTP)という韓国のモダン・フォーク・グループを招聘し、
三日連続コンサートを上海で行うことになった。
で、今回の上海行きは、(中国ではなく)韓国の事務所から見にきてくれと言われたのだ。

このJTPの事務所には、キムさんという東大の大学院を卒業した女性がいて、
彼女は日本担当なので、今回の上海の件は関係ないのだが、
僕が見に行くと言えば、彼女も上海まで出張できるという。
というわけで、僕も上海まで行くことにした。

もちろん、中国での韓流熱風ぶりを実際に見てみたいと思ってたし、
今の中国、特に上海の様子も見ておきたいと思っていたので、
まあ、いいチャンスであることは確かである

ところで、上海でのホテルだが、キムさんにお願いしておいた
キムさんやJTPの事務所のスタッフを行動を共にするので、
同じホテルの方が便利だと思ったからだが、今日、連絡があって宿泊するホテルが判明した

韓国賓館

いかにもな名前である

上海に行ってまで「韓国賓館」か、、、、

もちろん、日本のガイドブックには載ってない
ネットで検索しても出てこないし、
どんなホテルか分からないが、
韓国人に頼まなければ泊まることもないホテルだ
覚悟して行ってくる

2004年5月29日(土)  上海取材日記〜上海の夜は好印象

上海に到着。夜の便だったので、22時30分くらいに上海国際空港に着く。

中国のタクシーのたちの悪さに関しては、いろんなところでさんざん聞かされていたので、
到着が夜遅いこともあって、送迎サービスを頼んでいたが、
予定より30分以上も早く着いてしまったので、送迎ガイドの人も見えない
到着ゲートを出たところの銀行窓口で両替する
作業が遅い

韓国の仁川空港での両替の速さに慣れた僕からすると、耐えられない遅さである。
韓国の空港の両替所は速い
どれくらい速いかというと、僕の体験した最短記録は0秒である

これは冗談ではない

両替所で、財布から一万円札を抜いた時には、もう窓口の人間の手が動き始めていて、
一万円札を窓口に置いた瞬間には、もう一万円分のウォンが僕の前に置かれていた
まるで、トランプで、同時に手札を出すような感じ

そんなスピードに慣れているから、どこに行っても両替が遅い!!と思うのだが、
上海の両替の遅さは半端ではない。
かなり嫌になったが他に両替所も見当たらないのでしょうがない。
じっと耐えて待つことしばし。やっと順番がまわってきて両替完了。
しかし、ここで大きな失敗をしでかしてしまう。

両替された元を財布に入れて、両替所を立ち去ろうとすると、
中年のオヤジが僕の前に立ちふさがり、両替窓口の方向を指さす。
何だろうと思って振替えると、カウンターの上に僕のカメラが!!
置き忘れてしまったのだ!! 
ちょっと考えられない失態である。
特に海外取材でこんなことをしでかすとは!!(恥)
ADがカメラを置き忘れたら、ケリやパンチだけではすまないだろう、、、
というような自己批判を内に秘めながら、オヤジに礼を言い、カメラを回収する。
中国の人もけっこう親切じゃん、と思ってたら、
そのオヤジ、どこまでいくのか? タクシーは決まってるのか? と問いかけてくる。
客引きのオヤジだったんですね。

カメラの件もあるし、オヤジのタクシーに乗らないと悪いな〜
と思いながらも、迎えの人間が来るので、と言って丁重にお断りする。

そうこうしているうちに、送迎サービスのガイドの陳さんがやってきた
陳さんは日本留学経験のある中国人で、とっても愛想がよい。
ドライバーの若い男の子も感じが良くって、好印象。

市内のホテルまで小一時間のドライブ。
陳さんに上海のことをいろいろ質問する。
車が高速道路を降りて市内に入っていく。
けっこう暗い道を女性が一人で歩いていたりするので
治安はいいんだなという印象を持つ。

ホテルに着いたら何か予定でも? お腹は空いてませんか?
と陳さんが尋ねてくる。
行きたいところがあったらご案内しますよと言う。
いや、ホテルには仕事先の人間が待っていて、
たぶん、打ち合わせをする必要があると思う。
そう答えると、打ち合わせはどれくらいですか?
30分くらいだったら待ってますから、という。
商売とはいえ、真夜中である。
その熱心さというか、バイタリティに感心する。

けっきょく陳さんには帰ってもらったのだが、
上海初日の印象はとっても良いものになった。

ホテルでは、自転車に乗った風景の事務所のキムさんが待ってくれた。
軽く取材の打ち合わせをした後、フロントに電話してマッサージを呼ぶ。
僕の旅先での楽しみのひとつはマッサージである。
しかも、ここは上海。マッサージへの期待も大きい。
どんな極楽マッサージが受けられるのかと楽しみに待っていたら、
ドア・チャイムが鳴った。急いでドアを開けると、そこには若いお姉さんが、、、、

もちろん、マッサージが上手ければ若いお姉さんでも盲人の老人でもいいわけで、
東京の行きつけのマッサージ屋でも、上手なお姉さんもいるのだが、、、

#本音を言えば、この夜の僕は、盲人のマッサージのほうを期待していたのだが、、、、

このお姉さん、とにかくマッサージが下手なのだ。
この時点でなんだか嫌な予感がしたのだが、案の定、
マッサージが進むうちにあらぬところをまさぐってくる。
ああ、そういうことなのね、とそのまま特殊服務をお願いした、、、
といいたいところなのだが、ホテルでそのような服務はご法度、
日本人ってスケベだからよく公安(警察)につかまるんだよね〜
という話を聞かされていたので、丁重にお断りする。

ハッキリ言って、上海ではヤクザより公安の方が100倍くらい怖い。
刑事裁判に弁護士なんかつかないよ、というくらいなので、
公安につけ込まれるようなことは一切しないほうがいいと思う。

でも、けっこう魅力的なお姉さんだったから、
勇気ある男性は、上海のホテルに泊まったらマッサージを頼んでみるのもいいかもしれない

2004年5月30日(日)  上海取材日記〜自転車に乗った風景 in 上海

昼前に起きて、同宿の(もちろん部屋は別)のキムさんと昼飯を食べに行く。

前日にキムさんがホテル周辺を取材していてくれて、
行きたいレストランがあるというので、そこに行く。

ついたレストランは、200席はあろうかという、
とてつもなく広大なフロアが五階建てという巨大な店。
しかもけっこう高級なレストランである。
いくら昼の時間だといっても、これだけの店で客が入るのか?
と思ってたが、レセプションで20分くらい待たされた。
店のスケールといい、そこを満席にしてしまうパワーといい、
今の上海の勢いをいきなり見せつけられた気分だった。

味はまあまあ。二人で9千円くらいとられた。
ちょっと高いかな?と思ったが、伝票を見たら、
料金の半分くらいは上海ガニの値段で、
これさえ食べなければ、5千円くらいですんだ計算。
まあリーズナブルな値段だと思う。

食後、本日のコンサートが行われるホールへ。

戦前に建てられましたという感じの洋館風ホールで、
二階のカフェでお茶をしたが、とってもいい感じ。

お茶をして、カメラ位置だけ決めたら、
開演まですることもないので、近くの街を散策する。

終戦直後の日本のドヤ街のような通りの中に、
いきなりお洒落な洋館が現れたり、
イタリア・ブランドの洋服を売るブティックがあったり、
租界時代の遺産、長らく貧しかった共産党中国、
そして近年、急激な成長を遂げている中国と、
三つの時代の中国が街中で平気で混在して、
上海はやっぱりおもしろい。

しがらく散策して会場に戻る。
すでにホール前には多くの人が集まっている。
開場時間になり客入れが始まる。

タキシードを来たおじいさんたちが客を迎え入れる。
ホールの雰囲気とマッチしてとってもお洒落な演出である。

この日の出演、自転車に乗った風景については、
ウェブを参考にして欲しいが、
自転車に乗った風景

とにかく、生ギターと歌だけで3時間のコンサートを、
まったく飽きさせずに聞かせてくれた
ただならぬ実力である。

8月には日本デビューとのことで、
日本でもぜひコンサートを開いて欲しい。

コンサート終了後、インタビューをお願いする。
打ち上げの会場でインタビューしたいと申し出るが、
いや、打ち上げ会場はとっても汚い食堂なので恥ずかしい、
というので、会場近くの路上でインタビューする。

その後、打ち上げ会場に行ったら、ホントに汚い食堂だった。
何を食わされるか分からんという雰囲気なのだが、
飾らない彼らのキャラクターに合っていて楽しい打ち上げになった。

しばらくワイワイやってると、ギターを抱えた流しの歌手が店に入ってきた。
韓国トップクラスのフォーク・グループの飲み会とは知らず入ってきた流しの歌手、
1〜2曲歌った段階で、下手くそ、帰れ!!と言われてしまった。(泣)
確かに、自転車に乗った風景の歌を聞いた後では、
耳が汚れるような歌とギターだったが、ハッキリと物言う韓国人気質にも感心した。

#言ったのはたぶん、中国で働く韓国人女性

食堂の近くに、盲人按摩の看板が出ていたので、
飲み会をほどほどにして、マッサージに行きたかったのだが、
けっきょく夜更けまで飲まされて、行くことが出来なかった。

2004年5月31日(月)  上海取材日記〜上海の街はやっぱりおもしろい

今日はオフ。上海観光する。

僕とキムさん。日本の大手レコード会社プロデューサーのP氏。
そして、上海の有名ライブハウスのプロデューサーであり、
本日の案内役、上海在住の日本人L氏の合計4人チームで動く。

まず、L氏のお勧めレストランで昼食。
美味。
昨日、昼食したレストランよりオシャレで味も良く値段も安くて大満足。

L氏によれば、最近は上海の人間も、サービスという概念を理解してきたが、
それでも、レストランでハシを投げてよこすなど、我慢できないことも多いという。
コンビニでも釣り銭を投げてよこす。
しかし、上海ではローソンが急速に店を増やしており、
ここはちゃんと従業員教育ができていてよろしいとのこと。
教育とはすなわち、釣り銭を投げてよこさないということなのだが、、、

4人で四千円くらいはらって店を出る。

次に、上海でいちばんオシャレと言われる新天地に行く。
かつてのフランス租界を再開発したそうで、
たしかにオシャレではあるが、日本の再開発地区のようなオシャレさで、
ちょっと期待外れ。

その後、テレビ塔近くにある世界一の高層ホテル・グランド・ハイアットでお茶、
伊勢丹などがある賑やかな商店街で、お土産のお茶やCDを買う。
L氏のよれば、中国は違法コピーCDが横行しすぎていて、
正規CDを扱うCDショップが成り立たないので、店も少ないという。
確かに、他の世界の大都市に比べれば、CDショップがほとんどない。
それでも、どうにか見つけて入っていくが、売場も余り大きくなく、
夕方の人での多い時間なのに客もほとんどいない。

k-popものも、おもったほど多くはないが、
それでも1コーナーをk-popが占めていて、
神話など人気アーティストは一通り揃っている感じ。
j-popものとほぼ同じくらい。
ただ、ドラマVCDは韓国ドラマのほうがかなり多かった。

その後、怪しげなブランド・コピー品などを売っている市場に行く。
市場を歩いていると、そこここから人が集まってきて、
時計やバッグのコピーモノを買えと迫ってくる。
その熱意としつこさはハンパじゃないので、
女性だけで行ってると恐怖を覚えるもしれない。

僕はブランド・コピーモノには興味はなかったが、
L氏が、LEDライト売ってるところがありますよ〜と教えてくれた。
こ〜ゆ〜ブツを教えてくれるところ、それで喜ぶところなどは、
業界人でなければちょっと分からないかもしれない。 (^_^;)

というわけで、L氏の案内で、小さな携帯LEDライトをゲットした。

買い物の後、キノコ料理を食べる。
レストランが何件も並ぶ一角で、和食の店もあるし、
他の店も日本語で案内やメニューが書いて合ったり、
日本人客がよく来る一角のようであった。

キノコ料理を料理を食べて、店を出ると、
小学生と幼稚園くらいの年ごろの姉妹が、花を売りつけに来た。
たぶん、花を買ってください、みたいなことを中国で言ってるのだろうが、
L氏は慣れたもので「不要、不要」といいながら姉妹を無視して足早に立ち去る。
小学生2,3年生くらいの少女が僕に花を差し出すが、
僕もお作法にのっとって無視する。
あんまり可愛い少女でなかったというのも拒否した大きな理由だ。

ふと気づくと、少女たちの母親とおぼしき女性が、
暗がりの電柱のかげから少女たちの商売っぷりを監視している。

4人でタクシーに乗り込むと、
P氏の瞳がウルウルしている。
いや〜、ついほだされちゃって、、、、
花は買わなかったけど、お金を渡してしまったそうだ。
P氏を攻撃していたのは幼稚園くらいの少女で、
お姉ちゃんと違ってちょっとかわいい子だったので、
これは篭絡されてもしょうがないかもしれない。
僕も、こっちの少女に攻撃されてたら撃沈されたかもしれない。

車中、しばし上海の乞食事情をL氏が解説してくれる。
L氏によれば、上海にはまだまだ乞食やモノ売りの少年・少女が多いそうで、
一度、両手のない少年の乞食を見たことがあるという。
生まれてすぐに親が子供の手足を切ってしまうそうである。
一生、乞食として生きていくしかないようにするわけで、
さすが、纏足の国だと妙な感心の仕方をしてしまう。

その後、有名な外灘の夜景を見に行く。
外灘の写真は何度も見たことがあるが、
実際は、写真で見るより張るかにスケールが大きくて圧倒される。
写真だけ見て分かったような気持ちになると、とんでないということを
改めて実感する。

外灘の夜景をしばし楽しんだ後、
戦前、三井財閥が所有していた土地を利用して営業しているという、
上海の外国人のたまり場のカフェ・バーに行く。

雰囲気抜群!!
素敵な芝生に面した古い建物を改造して営業しているカフェは、
テクノ・トランス系の音楽がガンガンかかり、欧米人で溢れかえっている。
店内インテリアは、古い中国の薬箱などが置かれていたりして、
異界・上海という雰囲気に満ちあふれている。
上海観光に行く人がいたら、ここは絶対のお勧め。
店の名前は忘れたが、どのガイドブックにも必ず載っているそうなので、
がんばって見つけ出して欲しい。

その他、タクシーで移動途中に見たレストランの多くも、
そのスケールといい、豪華さといい、オシャレさといい、
バブル期の東京でもこうはいかなかったというくらいのもの。
本当に金がうなりを上げている街なのだということを実感した。

花売りの少女と、租界時代を思わせるきらびやかなカフェ、レストラン。
何事も極端な上海。やっぱり、おもしろい。

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