ASAYAN管理人日記

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2004年2月4日(水)  韓国前夜、日本代表アーティストを探す

長期の出張とか旅行前は忙しいと決まってるが、今日も地獄の一日だった。

まず「K-POP GIRL」の編集の仕上げとマスター・テープへの出力、および最終チェック。
韓国行きの関係で、通常の納品日を前倒ししての作業だけにキツイ。

その後、企画書を二本仕上げてネットで送り、仕事の連絡メールを7本書いて、
さらに、お土産用の日本人アーティストのCDを買い出しに行き、
ついでに資料本も購入し、深夜の職安通りでホットクを食し、
帰宅してから取材予定アーティストの資料をネットで検索してプリントアウトし、
出演してくれた韓国アーティストに渡すための番組DVD−Rを8枚焼き、
カメラと音声の機材チェックをして、バッテリーを充電して、
あと、韓国でミーティングするための企画書や資料を必要部数プリントアウトして、
書類として体裁を整え、着替えなど荷物をまとめ、結局、音声ケーブルを詰め忘れてしまった (>_<)ゞ

普段からこれくらい仕事してれば、僕ももうすこしは大物になれるはずだが、
毎日、30分番組の編集、仕上げ、チェックと納品をして企画書二本書くのは無理っス、、、

ところで、今回は韓国アーティストへのお土産として日本のCDを持っていこうと考えた。
今年から第4次文化開放ということで、日本の音楽が解禁された。
韓国で人気ある日本アーティストというと、宇多田ヒカル、安室奈美恵、Misia、安全地帯。
お子様にはWindsとかジャニーズ系で、それもいいけどもっといい音楽が日本にもあるよ〜と言いたかったのだ。

ところが、誰のCDにしようか考えても適当なアーティストが浮かばない。
大沢伸一くらいしか浮かばない。

韓国のトップ歌手や実力派歌手にプレゼントするわけだから、生半可なCDではお土産にしたくないのと、
韓国の人に、あまり知られてないアーティストとなると、ホントに選択に困ってしまった。

池袋のHMVで一時間、深夜の新宿TSUTAYAで2時間、
くそ忙しいのにず〜とCDを探して悩んでいたけど、ピンとくるものがなかった。
MAYAに対しては、カルメン・マキ&オズのライブ盤をプレゼントしようと決めていたが、
店頭に在庫がなかった、、、(泣)

山下達郎の「GO AHEAD」にしようかと思ったが、ちょっと古すぎると思ってやめた。

大沢伸一率いるモンドグロッソは、シン・ウンソンにプレゼントすることに決めたが、
他のアーティスト、特にイ・スヨンさんにプレゼントするCDを決めかねた。
彼女へのお土産にモンドグロッソは違うだろうと思ったからだ。

夜中の一時、新宿TSUTAYAで僕はいいかげんくたびれて、今回は諦めようと考えた。
適当なCDは持っていきたくなかった。特にイ・スヨンさんに対しては、
本当に自信を持って、これが日本の一番新しい音楽ですと言えるものしかプレゼントしたくなかった。

2時間、TSUTAYAにいて、Fin.k.lの貴重な中国盤を見つけたのはうれしかったけど、
イ・スヨンさんへのお土産を買えなかった失意の中で、
Fin.k.lとモンドグロッソのCDを持って、レジに向かった。
お金を払っている時に、聞きなれない曲が聞こえてきた。

なんだ!! これは!?

それがVO VO TAUというバンドの「裸〜Nude〜」という曲だった。

日本人離れしたクールな音、でも日本人らしい繊細な音作り。そして、心を震わせるボーカル。
洋楽の香りを漂わせながらも、日本人の琴線に触れる音と歌。
恥ずかしながら、最近は日本の音楽をあんまりチェックしていない僕は彼らの存在を知らなかったけど、
イ・スヨンさんに自信を持って、これが今の日本の音楽ですとプレゼントできるのはこれだと思った。
シングルとアルバムを10枚ずつ買った。

韓国の音楽レベルも高いけど、日本の音楽も全然負けてないよ、
早く韓国のアーティストにそういってやりたいと思った。

2004年2月5日(木)  韓国へ出発、羽田でアイドル・グループに遭遇する

朝一で「K-POP GIRL」のマスターテープをイーピー(株)に届ける。

最近、徹夜がつらいです(泣)

その後、銀座の山野楽器に行く。

今回の取材予定に「MAYA」が入っているのだが、
MAYAへのお土産にカルメン・マキ&オズのライブ盤を持っていこうと思ったのだが、
前夜、探し回ったけどゲットできず、山野楽器ならあるかもと思ったのだが、
開店前でゲット断念。

その後、羽田空港に向かうが、到着予定時間より1時間以上も早く着いてしまい、
クルマを取りに来る予定の駐車場スタッフが約束の場所にいない

#当たり前だが、、、、

しかたないのでクルマの中で1時間寝る。

約束の時間にやってきた駐車場スタッフにクルマを預け、国際線乗り場のビルに入る。
いつも韓国取材に同行するリーさんと合流。
羽田の国際線ビルって、地方都市の空港みたいでぜんぜん外国にいくって雰囲気ではない。
搭乗する人数が少ないので、いろんな手続きがスムーズでいいのだが、
飲食関係とか時間を潰す施設が貧弱なのでけっこうヒマ。
成田の方が忙しくてマシかもしれない、などとベンチに座って考えていたら、
どっかから「あにょはせよ〜」の声が、、、、

誰かと思ってみたら、JEWELRYのメンバー&マネージャーではないか!!
月曜日に日本に来たことは知っていたが、もう帰るのか、、、

「もう帰るの?」
「そうで〜す」
「アシアナ航空?」
「大韓航空で〜す」
みたいな、どうでもいい会話を少しだけ交わして別れた。

ジヒョンはやっぱり目立つなあ、、、
などと考えつつ、飛行機に乗り込む。

金浦空港も、当然だが仁川に比べたらしょぼい。
金浦空港には、韓国のタレントのKさんが迎えに来てくれていた。
Kさんのクルマで、とある芸能事務所に連れていかれる。

いなせな雰囲気のオーナー社長と、実質的に制作にかかわるCEOのYさんと、
ディレクターのK氏とミーティング。

事務所に所属している「リトマス」というグループが
平井堅の「大きな古時計」をカバーして、ヒットしているみたいな話をされて、
「大きな古時計」自体がカバーなんだけど、、、とか思いながら、
ミュージック・ビデオを拝見する。

冬のソナタなどの韓国ドラマでバレたけど、
韓国の映像制作者は叙情的な映像表現が得意なのだが、
この会社は特に、叙情的な映像でモノゴトを語るのが得意といった印象

今どきの日本のクリエーターで、このような叙情的映像表現ってできないのでは?
と思わせるものがあった。

その後、カルビ焼きのレストランに移動して会食。

彼らも日本市場に関心はあるのだが、よく分からん。
日本に進出するにはパートナーが非常に大事だと言ったので、
私におまかせくださいと言っておいた。

二日前からほとんど寝てない状態だったので、会食後、ホテルに帰って寝ることにする、
つもりだったのだが、リーさんの先輩のヤンさんから連絡あり。
これから出てこいとのことで、ここは韓国、先輩のお誘いは絶対だ。
しょーがないので、リーさんにつきあって飲みに出かけることに、、、、
前回、韓国に来た時に盛大にご馳走していただいてるから、僕も行かない訳にはいかない、、、

連れていかれたところは、日本でいうところのクラブ。
もちろん、女の子がお世話してくれるほうのクラブだ。
僕の横に座ったのは、ハーフっぽい可愛らしい女の子で、
僕は、これほどカワイイ女の子は、純アリス以来見たことがない!!
顔も小さいし、、、

しかし、彼女は日本語も英語もできなかったので、
あんまり仲よくなることができず別れてしまったのだった、、、(泣?

2004年2月6日(金)  ヨーロッパ育ちの大型新人LISAに会う。

韓国に来ると、どういうわけか早起きになる体質(?)で、
定宿のホテルの近くに雰囲気の良い公園があるので、
朝の5時とか6時くらいから散歩するのだが今日は昼まで寝る。

昼飯を食べてから、韓国国営放送のKBSへ。
ここで、ヨーロッパ育ちの大型新人LISAの取材。

もし、東アジアからインターナショナルな歌姫が出現するとすれば、
それは韓国からだと常々思っているが、LISAはその可能性の高い歌手だ。

お父さんが外交官だった関係で、幼い頃からヨーロッパ各国を転戦。
ドイツ語、ポーランド語、スウェーデン語、もちろん英語と韓国語が喋れる。
ピアノはプロ級。ヨーロッパの合唱コンクールで優勝したこともある。
長い手足。エキゾチックな顔立ち。
もう、日本なんかすっ飛ばして、とっととヨーロッパでデビューして欲しい逸材だ。

実際に会っても、帰国子女らしく普通の韓国女性とは違った雰囲気。
写真で見た時は、ずいぶんと迫力あるお姉さんといった感じだったが、
実物はさわやかで女子大生らしい可愛らしさを持つ女性だった。

取材後、昨夜おじゃました芸能事務所の女性スタッフ、キムさんと合流。
リーさんは用事があるというのでここで別れた。

ちょうどKBSで歌番組の収録をやっているので、見学させてくれるというので、
ありがたく見学させてもらうことにした。
KBSの社屋の中に300席くらいの観客席があるスタジオがあり、
そこで収録が行われている。

僕らが入った時は、リハーサルおよび客無しの歌撮りの最中で、
ソン・シギョンとか、最近売り出し中のteiなどが歌っていた。
何曲か聞いた後、客入れの時間となり、中高生らしい女の子がドドッと入ってきた。

客が入ると、誰が人気があるのかよくわかる。

MC the MAXとか、韓国一のイケメン・ロックバンドなどを見る。

4〜5曲ほど聞いた後、スタジオを出る。

食事しましょうということになり、KBS近くに人気のスパゲッティ屋があるというので
そこに行くことにした。

韓国料理はおいしいのだが、いいかげん違った食べ物も食べいなあ
と思ってたのでうれしかった。

実は、前から韓国の洋食というのを食べてみたかったのだ。
で、韓国のスパゲッティだが、特に辛いこともなく普通のスパゲッティだった、、、、

キムさんは東大の大学院まで卒業したインテリで、日本語も抜群に上手い。
というか、僕より日本語をよく知っている。
日本の歴史を調べているが、読めない言葉があるので教えてくれといわれたが、
僕にも読めなかった、、、、

同席した日本人女性が差別問題に関心があるらしく、
日本における朝鮮人差別に関してガンガン質問してきたので、
その実態をガンガン説明してあげた。

その後、豊臣秀吉の朝鮮征伐の話、伊藤博文暗殺から日帝支配の話で盛り上がった。
韓国人に突っ込まれないように、このあたりのことはある程度勉強していて、
最近ではたいていの韓国人なら論破できるのだが、
さすがにキムさんはインテリで、この夜は形勢不利、引き分けに持ち込むのが精一杯だった。

#判定負けだったかも、、、(汗)

でも、むちゃくちゃ勉強になった。インテリ女性と会話するのはやっぱり楽しい。

その後、北朝鮮の話で盛り上がり、日本に来たら北朝鮮のビデオをお見せすることを約束した。

ホテルに戻ると、リーさんと一緒にドラマ・映画制作会社の社長のチャンさんが部屋にいた。
ドラマ絡みのビジネスの話で盛り上がって、一緒にやりましょうということになる。
新しいビジネス・プランができて、幸せな気分で寝る。

2004年2月7日(土)  韓国一のビビンバ都市・チョンジュまでMAYAのコンサートを見に行く

ソウルからクルマで3時間ほどの全州(チョンジュ)という地方都市でMAYAのコンサートがあるという。
チョンジュは国際映画祭が行われていることで有名だがまた、
韓国で一番ビビンバがおいしいことで有名だという。
これは行かない訳にはいかない。ということで、取材することにした。
そろそろ韓国の地方都市というものを見てみたいと思ってた頃でもあったので、、、、

リーさんの親戚の男の子が運転するクルマに乗り、高速道路を突っ走る。
3時間ほどでチョンジュに着いたが、べつにどうということはない。
東京と仙台の違い程度で、ちょっとガッカリしたが、まあしょうがない。
もっと田舎にいかないと古い韓国なんか残ってないのは日本と同じ。

コンサートは、チョンジュの全州大学のサムソン文化会館で開催された。
韓国の大学はどこもちゃんとしたコンサート・ホールを持ってるようでうらやましい。

開演時間まで少し時間があったので、大学前の学生街で食事する。
僕は、学生街にある学生がいくような食べ物屋がけっこう好きなのである。
ラーメンと巻きずしを食べてコンサート会場に。

会場に到着して、実はMAYAのコンサートではなく、
JKキム・ドンウクという男性歌手のコンサートで、
MAYAはゲスト出演であることを知り、ちょっとガッカリする。

しかし、このJKキム・ドンウク、男っぷりがなかなかかっこよく、
もちろん歌もうまくてけっこういいステージを見せてくれた。もうけ物♪

コンサート中盤、MAYAが登場。
JKキム・ドンウクとデュエットで1曲。現在の活動曲である「クラゲ」、
そして、デビュー曲の「つつじの花」を熱唱。

MAYAを始めてみたのは、昨年末のm-net music video fetivalの授賞式で、
新人賞を取ってステージに上がったMAYAは、なんだか凄いカリスマで、
この時は歌わなかったので、いつかライブ・ステージを見たいと思っていたが、
予想以上のライブ歌手であることが判明。
チャンスがあったらぜひ見て欲しい。損はさせません!!

MAYAが歌い終わると同時に僕らも楽屋に行く。
実際に会ったMAYAは、妙に礼儀正しい人で拍子抜けしたが、
それがかえって好印象♪

ADのミンくんが大ファンだというのでインタビューさせてみたが、
興奮と緊張で、マイクを持つ手が震えて、MAYAに
私より緊張してますねえ、などと言われてさらに緊張していた (>_<)ゞ

インタビューを終えると、MAYAの事務所の社長さんが挨拶に来た。
なんだか、小林克也が韓国味になったようなオジサンだが、
音楽を聞く耳は確かなようだ。このあたりも小林克也風か、、、、

MAYAを日本でデビューさせたいという話もあるのだが、
日本の音楽事情もよく分からないし、どうしようか悩んでいるというので、
私におまかせください、今度ゆっくり話をしましょうと言っておいた。

その後、急きょJKキム・ドンウクの取材をすることになり楽屋に行く。
間近で見るJKは、さらに男っぷりがよく、しかもさわやかな青年だった。
カナダでジャズを勉強してきたという。
リーズといいJKといい、なぜか韓国にはカナダで音楽を勉強した人が多い。

取材を終えて、この日の二番目のテーマ、ビビンバを食べに行く。
高速道路に向かう道路沿いには、名物らしくビビンバの店が立ち並ぶ。
適当な店に入ったのだが、どうやら有名な店らしく、日本のメディアでも紹介されたらしい。
ここのビビンバは、ソウルで食べるそれより少しうす味で、
日本人の僕にはこちらのほうが口に合う。
でも、韓国人のキム君やリーさんも、こっちの方がおいしいと言っていた。
自家製のコチジャンがあったのでお土産として分けてもらう。

ホテルに戻ったのは11時くらいだったが、
ヤンさんが、デビュー前の女の子を見て欲しいと言っていたので、
ホテルで待機する。

ヤンさんから連絡があり、緊急の会議が入ったので待ってて欲しいと言われたが、
朝の4時まで待っても会議が終わらなかったので、あきらめて寝ることにした。

2004年2月8日(日)  イ・スヨンを見る。生涯最高のコンサート!!

慶煕大学の平和の殿堂で行われるイ・スヨンのコンサートに行く。

イ・スヨンは日本デビューのために、韓国での活動を少なくとも2年間凍結。
というわけで、韓国のファンのために急きょ開催されたコンサートだ。

#7日、8日の二日公演

今回の取材は、このコンサートにあわせてスケジュールを組んだくらい、
ホントに見たかったコンサートだ。

昼間、イ・スヨンMLの管理人のゆうじさんから連絡が入る。
日本から来たイ・スヨンファンの人たちと一緒に食事しましょうとのこと。
ホテルまで行きますから待っててくださいとのことで待ってたら2時頃到着した。
しかし、僕は2時から新人女優を紹介されるという約束があったので、
ゆうじさんたちをカルビ焼き屋まで案内してゴメンナサイをした。

聞けば、昨夜のコンサートでは、イ・ヒョリがゲストで出演したとのこと。
今夜の公演への期待がふくらむ。

新人女優とサクッと面接して、コンサート会場に向かう。

慶煕大学平和の殿堂は、m-net music video festivaの授賞式でも使われた、
ホントに荘厳で立派なホールである。
イ・スヨンのコンサート会場としては最高の会場だと思う。

コンサートは本当に素晴らしいものだった。
生で聞くイ・スヨンの歌声は、さらに切なく、美しく、胸にせまる。
しかも声量も十分。
韓国歌手としては細い声のイ・スヨン、CDで聞くにはいいのだが、
ライブではどうだろう? と心配もあったのだが、僕がバカでした。
バラードの女王の称号は伊達ではありません。

しかも、トークが素晴らしい。
やさしく淡々と語りかけるようなトークなのだが、
言葉ひとつを投げ掛けるだけで、観客は沸き立ち、笑い、和み、切なくさせられる。
僕はいまだに、あの口調が耳に残っている。思い出すたびに、切なく幸せな気持ちになる。
イ・スヨンの清廉な人柄が伝わる話術だった。

ゲストも素晴らしかった。

残念ながらイ・ヒョリは登場しなかったが、LISAが登場した。
ぜんぜん予想もしてなかったので僕もビックリした!!
一昨日の取材で会って、生歌を聞いてみたいなと思ってたが、
こんなに早く実現するとは!!

LISAの歌は、CDで聴くより力強く声量があり、声の張りもあり、
欧米のトップ歌手と比しても負けないと思わせるボーカルだった。
やっぱり、早くヨーロッパで活躍して欲しいと思った。

続いて登場したのがリーズ。
同じ事務所だし、クリスマスのイ・スヨンのコンサートにも
ゲスト出演したので、今日も出るだろうと思ってたがホントに出てきてうれしかった。
こちらも、生歌はCD以上の美しさと迫力。歌の上手さがホントに際立つ。
ただ、メイクと衣装が最低で、ぜんぜんイケてない女の子っぽい。
実際のリーズはカナダ帰りらしい、どこかバタくさい感じの女性で、
もっと垢抜けた雰囲気なのだ。
事務所の猛省を望む。

他に、男性二人組の人気ユニットがゲストに出たが名前は忘れた。

ゲストが終わって再びイ・スヨンの登場。
ヒット曲の数々を歌い、途中でビデオが上映された。
昨年末のMBC歌謡大賞の受賞時の映像だが、
大賞の発表があり、イ・スヨンの名前が呼ばれると同時に
彼女は泣き崩れてしまい、イ・ヒョリに支えられてステージ中央に出てきたものの、
泣きじゃくる彼女は受賞の言葉も出てこない。
司会者が、イ・スヨンにかわって、何かお祝いの言葉をとヒョリにマイクをふる。
満面の笑みでイ・スヨンを祝福するヒョリ。

2003年の韓国音楽界では、イ・スヨンがCD総売り上げのトップだった。
イ・ヒョリは、CD売り上げではイ・スヨンにはるかに及ばなかった。
しかし、ヒョリ・シンドロームとまで称される社会現象を巻き起こし、
万事に派手なヒョリが、MBC歌謡大賞以外の音楽賞を総なめにしてしまった。
それが原因で、大親友として知られていた二人の友情にひびが入ったという
心無い記事がマスコミをにぎわすこともあった。
それが根も葉もないでっち上げ記事だったことが、この映像を見れば分かる。

それぞれの感慨を胸にビデオに見入る観客の前にイ・スヨンが登場。
さらにヒット曲を歌う。

最後に「トングロニ」を歌い、アンコールに「ラララ」を歌う。
コンサートの最初の方でダンス曲バージョンの「ラララ」を歌ったが、
アンコールで歌うのは、もちろんバラード・バージョンの「ラララ」。
イントロが流れてきた時、不覚にも泣いてしまった。

K-POPを日本で流行らそうと思って、
K-POPなんか流行らないと言われ、
日本人は朝鮮人の歌なんか絶対に聞かないと言われ続け、
それでもK-POPいいよ〜と言い続けて、
K-POPに出会ったおかげで、イ・スヨンにも出会えた。
生涯最高とも言える、この素晴らしいコンサートも観ることが出来た。

音楽が好きな人で、2月8日、慶煕大学に来れなかった人は、
ホンキで悔しがってもいいよ

コンサート終了後、マネージャーさんの好意で楽屋に入れてもらった。
輝くようなイ・スヨンがそこにいた。
顔を覚えてくれていたことがうれしかった。
最高のコンサートでしたと言った。カムサハムニダと答えてくれた。
僕はその日、会場で買った5.5集をコートのポケットから取り出した。
サインを欲しかったワケではない。

僕は今日、サンプル盤をもらったんじゃなくて、自分でCDを買いました。
業界の人間としてではなく、ひとりのファンとして見に来ました。
そんなことを伝えたかったのだが、うまく伝えられなかった。
イ・スヨンはペンをスタッフに求めた。側にいたスタッフがペンを渡した。
スタッフからペンを受け取ったイ・スヨンは、左手を僕に差し出した。
僕は素直にCDを手渡した。結局、サインをもらってしまった。
幸せだった。

#イ・スヨンに会えるチャンスを作ってくれたイーピー(株)にも感謝します m(_ _)m

2004年2月9日(月)  チェヨンを追っかけてたら韓国のテレビに追いかけられた

#今回はネタバレあり。チェヨンのファンは注意。
#ネタバレが嫌な人は「K-POP GIRL #12」放送まで待とう


昨夜のイ・スヨンのコンサートの感激が冷めやらず、
できれば、ホテルでずっとイ・スヨンの歌を聞いていたいのだが、そうもいかない。
今日はチェヨンと約束しているのだ。

ジニー・リーとして日本で活躍していただけに、
「K-POP GIRL」視聴者にもチェヨン人気は高い。

それに、韓国に来る直前、チェヨンが過労で倒れたというニュースもあり、
とにかく過密スケジュールなので、取材の時間がとれるかどうか分からないと
マネージャーに言われていた。

ホントはチェヨンとカニ鍋を食べながらインタビューしようと思っていたが、
とてもそんな時間はとれないと言われたので、それでは追っかけ取材でどうでしょう?
と提案して、マネージャーも韓国メディアの了解をとってくれて
ようやく実現した取材なので行かないわけにはいかない。

約束した14時、KBSのロビーで待っていたらチェヨンが現れた。
さあ、追っかけ開始!!と思ったら、なんと!!
この日のスケジュールが全部飛んでしまったらしい。
さすが、ケンチャナヨな国のメディアである。

聞けば、食事もまだだと言うので、
では、追っかけはやめて食事インタビューにしましょうとしたら、
カメラを持った人がくっついて来る。
どうやら韓国のテレビ局MBCの人で、チェヨンの密着取材をしているらしい。

1週間を10000ウォン(約1000円)で過ごすという、
日本のテレビ局でもやっていたような企画で、
Hという人気男性歌手(?)と対決で、どっちが少ない金額で過ごせるか勝負!!
というような内容の番組らしい。

それで、1週間、ず〜とチェヨンに密着しているのだが、
僕たちの取材を取材させて欲しいということだ。
断る理由もないし、同業者同士、ここは協力するところなので快く了解する。
ってなコトを話している間にチェヨンがファンに囲まれている。
気軽にサインをしたり写真を撮ったりしているところが韓国芸能界っぽくて良い。

お金をもらうのはダメだが、誰かに食事をご馳走になるのはOKということで、
場所を韓定食のお店に移してインタビュー。
その模様をMBCのカメラが撮影する。
なんか、変な気分。

食事が終わりかけた頃、チェヨンが恥ずかしそうに言い出した。
これからここでダンスをするので、感想を聞かせて欲しいという。
もちろん、断るはずも無い。こんなところでチェヨンのダンスを!? ラッキー!!
ってな感じで見せてもらうことにする。
で、見せてもらったのは、デビュー曲「危険な演出」のダンス。
「どうですか?」とチェヨンが聞いてきたが、
「どうって、、、それ、ミュージック・ビデオで見てるし、、、」
「でも、どうですか?」と、しつこく聞いてくるチェヨン。
「いや〜、カッコいいっス」とか答えても、さらにしつこいチェヨン。
なんか変だな〜と思ったが、さらにチェヨンが
「男の人がこのダンスを見たら、どう思いますか?」とか聞いてきたので、
「う〜ん、セクシーかな???」と答えたら、チェヨンが飛び上がって喜んだ。

なんでも、番組企画の中でキーワードがあって、
「セクシー」という言葉を言わせないとペナルティがあるらしい。
もっと早く気づくべきだったと反省した。

MBCの人に、日本で同じ企画やったらどうですか?と聞かれて、
1週間で1000円って、一日140円くらい。
140円じゃ電車も乗れないし、おにぎりも買えないし、カップ・ラーメンも買えないし、
それで生活って無理ですよ〜、みたいな話をする。

食事後、番組を盛り上げるためにジャンケン勝負を提案する。
僕が勝ったらチェヨンのおごり。1週間で1万ウォンを使うとアウトなのだが、
食事代は17万ウォンなので、ここでチェヨンが負けたら、一瞬にしてゲームが終わってしまう。
緊張するチェヨンだったが、見事にジャンケンに勝ってしまった。
こ〜ゆ〜ところで、しっかり勝つあたり、スターになる子は違うなと納得する。

店を出て、お別れしようとすると、チェヨンが韓国版のヤクルトをくれる。
これを飲んでくださいと言われて素直に飲んだ。
なんか変だな〜と感じて、さっきのこともあるし、これもキーワード問題だと思ったら、
やっぱりそうだった。「ご馳走さま」と言わせないとペナルティだったそうだ。

まあ、そんなわけでMBCのカメラにしっかり写った僕は、
近いうちに韓国のテレビに登場するわけだ。

ちょっと恥ずかしい。

3月には(たぶん)韓国テレビの取材に日本に行くというので、
再開を約束して別れる。

今日はこれで取材終了。
ホテルでゆっくり仕事できると思っていたら、ヤンさんから連絡。
今から会いたいというので、先日会えなかった新人女性歌手に会えるのかなと思って行ったら、
単にお姉ちゃんの店で飲んでるだけだった。
イッキが好きなヤンさんに付きあってイッキ飲みしてたらグデングデンに酔ってしまい、
結局、仕事が出来なかった。 (泣)

2004年2月10日(火)  元ミス・ユニバーシティの歌手・リネに会う。

まずはシン・ウンソンの事務所に行く。
今、シン・ウンソンは次のアルバムの準備中ということで取材はできなかったが、
社長に会えるというので、ご挨拶に伺うことにした。
事務所に行くと、マネージャーがテレビで見ましたよ〜という。
なんでも、僕らが日本でジュエリーの取材をしている模様が韓国のテレビで流れたらしく、
マネージャーが目ざとく見つけたようだ。恐縮です(汗)

社長とは、日本の音楽事情とか、Sugarやジュエリーって日本ではどうよ? みたいな話をする。

その後、隣愛(リネ)の取材でKBSに行く。
なんか、今回の取材では毎日KBSに行ってるような気がする。

リネは、CDのジャケット写真では清楚で線の細い感じの可愛らしいイメージだったが、
力量感のあるボーカルを聞かせてくれて、顔と声が合ってないじゃんと思っていた。
実物は、長身でスタイル抜群の現代的な超美人である。

それもそのはずで、ミス・ユニバーシティ大会でフォトジェニック賞を受賞したことがあるらしい。

リネの二集アルバムは韓国的な情緒と洋楽的な雰囲気の交じり合った作品で、
そのあたりを突っ込んで聞いた。
音楽ならなんでも聞くので、ミックスされてそうなったんじゃないか? みたいなコトを言ってたが、
よ〜く話を聞くと、XジャパンとかLUNA SEAのファンだという。
やっぱり外見と合ってない。
日本でこ〜ゆ〜美人は、クレプスキュールとかシャーデーとか、
ヨーロッパ系の音楽を聞くものと相場は決まっている。

で、日本の曲をカバーするとしたらどんな曲がいいか?との質問に、
LUNA SEAの曲と答える。
ついでに、LUNA SEAの曲を1曲、歌ってくれた。
もちろん日本語だ。

ちなみに、二集アルバムの中でも7曲ほど、自分で作詞、作曲をしている。
三集は自分でプロデュースをしたいとも言っていた。

なんだか不思議な魅力を持った美人で、すっかりうれしくなってしまった。
韓国音楽業界はやっぱり奥が深い。

取材後、韓国流日本情緒の店「IZAKAYA」に移動。
VJ収録のためだが、今回は都合でチャン・ヨンナンとチェ・ソンウンの二人が出演できない。
非常に残念だがしょうがない。

新人のタレントと、ADのミンくん、そしてソウルの大学生男女の四人で収録することに。
結果は、、、頑張ってくれたんだけど、、、、
やっぱり、あのヨンナンとソンウンは凄いやということを再認識しました(汗)

収録後、江南の駅周辺でサムスンのチョンさんと合流。
遅れてTHE MEDIAの社長のバンさんが合流。
バンさんはPh.Dの肩書きを持ち、サムスンの会長秘書課長まで務めたエリートだが、
とっとと会社を辞めて独立、エンターテインメント系IT会社を経営している。

そもそも、僕が韓国に関わるようになったのは、
当時、コンサルティングをしていた仕事の関係でバンさんと知りあい、
一度、韓国に来いということで、初めて訪れた韓国でCDを買ってみて、
それでK-POPに衝撃を受けてハマッてしまったのが原因だ。
つまり、バンさんがあの時、韓国に来いと言ってくれなかったら
あのイ・スヨンのコンサートも見てなかったかもしれないわけで、
僕はもう、一生、バンさんには感謝しなければならない。

文化に関わる仕事ができるって幸せだよ
そう語るバンさんに深く同意する僕だった。

2004年2月11日(水)  帰国する

今日で帰国。

日本は祝日なので首都高も空いていて、
羽田から自宅まで30分くらいで帰れてしまった。
便利。

羽田〜金浦便、もっと増便を!!

2004年2月13日(金)  Sugarに会う。取材後、新宿でも会ってしまった。

韓国最高美少女グループのSugarにインタビュー取材。

2月4日に日本デビューを果たしたSugar、
当然、僕もインタビューしたいとず〜と前から申し込んでいたが、
なにしろデビュー前後は取材・テレビ番組出演などで忙しく、
ようやく今日、取材時間を取ってもらえた。

トイズの担当者氏はかなり頑張って調整してくれていたのだが、
地上波番組の出演優先となるのはしょうがない。

Sugar本人と会うのは二度目、コンベンションには行ったから、
直接見るのは3度目となる。あいかわらずカワイイ♪

取材前、通訳さんだかマネージャーさんだったか、
今日の取材は韓国語でもいいよ〜
みたいなことを言ったら、メンバーがずいぶん喜んでいた。
外国語である日本語でテレビ取材を受けるのは、やっぱりストレスが強いのだろう。

でも、彼女たちの日本語能力はけっこう高いようで、
僕が質問する日本語も、ほとんど理解していたようでもある。

メンバーのスジンは、清楚な美少女なのだが話がおもしろい。
今日から僕は、スジン推しに決めた。

取材後、映画の試写会に行っていた嫁を新橋でピックアップ、
新宿で食事することになった。

適当な店を探していたら、なんと!!
Sugarの日本デビュー曲「GO THE DISTANCE」が聞こえてくるではないか?
すっかりうれしくなった僕は、曲が聞こえてくる店を探した。
その店は、風俗紹介のお店だった (>_<)ゞ

2004年2月16日(月)  ロード・オブ・ザ・リング

「ロード・オブ・ザ・リング」を見る

すでに見ていた人たちから、泣けるよ〜と聞かされてたが泣けなかった、、、

見終わった感想は、「お疲れさま〜」という感じ、、、
作った人にも、見た人にもお疲れさま〜といいたくなる
製作者も演者も観客である僕らも、長い長い旅を一緒にしてきた仲間、
そんな気分になる映画だった

お疲れ〜

こ〜ゆ〜映画は中身がどうのこうの言ってもしょうがいないと思う
公開時に同時体験的に見ることができただけで幸せというものだろう

あとは3本まとめたDVDボックスの発売を待つのみ
早く通しで見直したい

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