ASAYAN管理人エンタメ日記

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2002年4月1日(月)  犬塚稔氏のドキュメントを見る

ドキュメンタリー番組『「101歳のシナリオ」〜日本映画に生きた男・犬塚稔』を見る。

#録画視聴:3/18(月)NHKーBS2にて放送

犬塚稔と言っても知らない人も多いと思う。
はずかしながら、僕も知らなかった。

犬塚氏は、監督作品50本以上、脚本も130本書かれた映画界の大御所である。
明治生まれで御年101歳。いまだに執筆活動を続けている。
大正12年から脚本を書いているというから、今年で80年も映画界で仕事をしてきたことになる。

代表作はなんといっても「座頭市」。そして、バンツマ(坂東妻三郎)映画の数々。
大正末期には精神病院をテーマにした「狂った一頁」という前衛映画もシナリオで参加していて、
これは番組でも一部紹介していたが、今見ても相当にカッコイイ映像作品だ。
この映画には、川端康成、横光利一という文学界の超大物が参加していて、
彼が作るイメージを犬塚氏がシナリオに起こして映画は作られたようなのだが、
かつての日本映画の力を物語るようでおもしろいエピソードだと思う。

余談だが、「モスラ」の制作にも中村真一郎、堀田善衛、そして福永武彦という
当時の日本の文学界を代表するそうそうたる顔触れが参加していて、
昨今のお手軽な怪獣映画との違いがこんなところにも現れている。

#中村真一郎=代表作「四季」四部作
#堀田善衛=「広場の孤独」で芥川賞を受賞。他に「路上の人」など
#福永武彦=『廃市』『忘却の河』『海市』など。福永氏の作品は大学時代に10冊以上読みました。
      ご子息が小説家の池澤夏樹、お孫さんが声優の池澤春菜

そして、犬塚氏が最初に監督を務めた作品(稚児の剣法)でカメラを担当したのが円谷英二。
そう、「ゴジラ」「モスラ」などを始めとする日本怪獣映画の生みの親とも言える偉人である。
円谷氏にとってもこれが映画デビューとなる作品だった。
さらに主演も、これが映画デビューとなる林長二郎。のちの名優・長谷川一夫である。

まあ、そんなこんなで、各界の偉大な名前がキラ星のように出てくるエピソードを書いていると、
何故か涙が出てくるのであるが、、、、(;_;)
一番心打たれたのは、次のようなエピソードである。

#悲しい話だけれど、、、、、

犬塚氏が脚本を書いた「座頭市」は大ヒットし、シリーズ化されるのだが、
第三作を製作中のこと。

この三作目では、座頭市が思いを寄せる足の悪い女性が登場する。(はずだった)
しかし、どこで誰が脚本を読んだのか、本社から役柄を変えるよう、
強い要望(ほとんど指令)が来る。
当然、制作現場は反発するが、結局は本社の意向通り、設定は変更されてしまう。

この作品を監督した田中徳三氏はこう語る。
「男は目が見えず、女は足が悪い。そこに、なんとも言えない男女の深い想いが表現されるはずだった。(役柄を変えることによって)強烈なシーンのはずが、単なる男と女の普通のシーンになってしまったんです。情感もなんにもない」
「お互いが慈しみあっていくのが人間でしょう? それを描こうとしても、つまらん理屈でやめさせられた訳です」

犬塚氏はこう語る。
「新進の女優に障害がある女性の役をさせるわけにはいかない、というのが理由だったらしい。
バカな話だと思いますよ。そうしたからって、何のマイナスがあるんですか? なんにもないです」

「私が生んだ座頭市が、どこか遠いところにいったようであった」

この事件をきっかけに、犬塚氏は映画界を離れてしまう。

自分が生み出したものが、多くの人に感動を与えたり、喜びを与えたり、
場合によっては他人の人生を変えてしまうこともある。
それがエンターテインメントという仕事のおもしろさ、楽しさでもあるけれど、
犬塚氏の言葉のように、自分の意図とは関係なく、どこか遠いところに行ってしまう場合もある。

テレビ番組もまた然りである。
遠くへ追いやってしまうのは、時としてどこかの誰かだったり、
あるいは視聴者や制作者自身だったりもする。

自分が生み出したものが、どこか遠くへ行ってしまうこと。
エンタメ業界で働くものにとって、最も悲しく無力感に襲われることであり、
それが理由で仕事を辞めていく人も多い。

しかし、一度辞めても戻ってくる人も多い。
いくら絶望しても新しいモノを生み出さずにいられないのも、
表現者の業というものかもしれない。

犬塚稔氏。101歳の誕生日にも、新作のシナリオを書き続けていた。

カッコイイ人生だと思う。


#犬塚氏の人生に興味を持たれた方は、下記も参照ください。

「映画は陽炎の如く」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479421104X/249-0351422-4266777

2002年4月2日(火)  テレビ番組おけるいじめ問題について

今日はちょっと番外。

このようなメールを寄せられたのだが、

http://www.asayan.com/bbs2/article/a/asayan/1/xtthrm/xtthrm.html


少しまとまった意見を書いておきたいので、日記に書くことにする。

「とくばん」という番組をほとんど見たことがないので、
ZONEのメンバーがどのようなニュアンスで“いじられた”のかよく分からないが、
正直、最初にメールをもらった時は笑ってしまった。
たしかに、ZONEの中に、チンポの先みたいな顔したメンバーがいたな? と思ってしまったから。

僕は、ZONEに関しては特別に熱心なファンではないし、
メンバーの名前も顔もよくわからないが、
去年ヒットした「君がくれたもの」は大好きな曲だし、
リード・ボーカル(?)の声には昨今のアーティストにはなかった素直な魅力があって、
将来に期待している、という程度のファンではある。

まあ、そんな程度のファンであるから、この話を聞いた時に笑ってしまったのかもしれない。
では、自分がもっと熱心なファンだったら? それでも笑ったかもしれない。
だってテレビだもん。

テレビ業界で働く人の中にも、テレビは低俗なものと認識している人は多い。
業界人だからこそ、そう認識していると言えるかもしれない。
どこか低俗を前提としているがテレビというメディアであって、
もちろん、それを前提としてクォリティの高いもの、メッセージのあるものを作ろうと
苦労している業界人も多いのだが、一方で、
しょせん低俗なものしか見ないやつらという視点で視聴者を見ている人も多い。

僕はもともとがマーケティング業界で仕事してきたので、
さまざまな業種の企業と仕事してきたが、
客をなめきって成立している業界なんてテレビ業界くらいなものだ。
逆になめられても商品を買う(番組を見る)客というのが視聴者もどうかと思う。

視聴者はもっと怒ってもいいのではないか?
低俗と思われている番組の中にも、制作者がホントに汗して作っているものもあれば、
客(視聴者)をなめきって作っている番組もある。
それら両方が、同じように視聴率を取っているのを見ると、
だれがホントに悪いのか、分からなくなってくる。

不快だと思えば見なければいいし、そうすれば視聴率は下がって番組は自然と終わる。
その後の番組制作でも、違った方法論、表現で作ろうとするだろう。
テレビはまた、非常に民主主義的なメディアなのかもしれない。

ゲストを“いじる“ことと“いじめる”ことはほとんど同じ意味だと思うが、
いじめたほうがおもしろいキャラというのはたしかにある。
視聴者がテレビに対して“おもしろい”ことを望んでいれば、
出演者や制作者がゲストをいじめるのは当然のことだと思う。

そして、今回、メールを送ってくれて掲示板に投稿してくれた人のように、
もっとテレビに関して議論することがあってもいいと思う。
いままで「おもしろい」と思ってたことが、実はちょっと違うんじゃないか?
と多くの人が視点を変えることだってあるし、
そういう議論がないと、テレビも発展しないと思う。

今はインターネットがあるから、そういう議論も簡単にできるし、
ウェブサイトを作ってもいいし、多くの人に意見を問う場はいくらでもある。
視聴者は無力じゃない。

2002年4月3日(水)  テレビ番組おけるいじめ問題について(続き)

テレビ番組の中での“イジメ”ということを考えるとき、いつも思い出すのが
アメリカのバラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」でのスケッチ(ネタ)である。
僕が一番、ぶっとんだスケッチはこれ。

スティービー・ワンダーがゲストの時、
なんと番組は、スティービーにテニスをやらせたのだ Σ( ̄□ ̄;)!!!!!!!!

盲目のスティービーにテニス・ウェアを着せてコートに立たせている。
ボールが次々と飛んでくるが、全て空振りする。

#当然。というか、ボールが飛んでくるタイミングとラケットの振りが全然あってない

それでも、ニコニコして「テニスって楽しいね〜」と言うスティービー

日本なら間違いなくボツだろう。
抗議電話が1000本くらいかかってきてもおかしくないし、
事態によっては番組が打ち切りになるかもしれない。
間違いなく、プロデューサーはクビである。

そんなネタを平気でやるアメリカの番組って、、、、、

また、こんなスケッチもある

スタジオに作られた豪邸風のセット。
上の階から続く階段を満面の笑みで歌いながら降りてくるエディ・マーフィー。
「僕はとってもいいヤツなんだよ〜。社交的で友達想いで。
 でも、僕が新しい家にやってくると、周囲の人はみんな引っ越しちゃうんだよ〜」

これには少し説明が必要かもしれない。(若い人に対して)
10年くらい前、アメリカの黒人層も所得が上がって、
高級住宅地に住めるくらいの収入がある黒人も増えてきた。
しかし、黒人が高級住宅地に家を買うと、いままで住んでいた白人がみんな引っ越してしまう
という現象が起きていて、社会問題になっていた。

そんな時期にやったのが、上で紹介したネタである。

アメリカは差別ということに非常に厳しい国だが、
いっぽうでこういうネタを平気でやる

#今でもできるかどうかは不明だが

僕は、こういうのを文化的に成熟していると言っている。
障害者差別、人種差別ネタは非常にデリケートだが笑いも誘いやすい。
しかし、その笑いの中に、真摯なメッセージを含めることも問題提起することもできる。
エンターテインメントとはそういうものだし、
一般の生活者も、表面的なことを捉えてどうこう言うのではなく、
表現者が何を訴えたかったのか、ちゃんと理解する、できるということが、
成熟した文化だと思うのだ。

この国が失ったことって、そのような意味での成熟ではないかと思うことが多い。

昨日の日記に書いた
番組のゲストの顔を見て、チンポの先みたいと発言することと、
上で紹介した2つのスケッチ、同じ笑いをとることだとしても、
どちらがエンターテインメントとして質が上か?

4月1日の日記も併せて読み返してもらえれば幸いである。

2002年4月4日(木)  渡辺美里に出会った日

元大手レコード会社のプロデューサー、現在は独立して会社を経営しているA氏とビジネス・ランチ。
食事を終えて店を出ると渡辺美里さん(及びマネージャーさん)にバッタリ出会ってしまった。

僕は彼女とは面識はないのだけれど、A氏は昔からの知り合いで、
しばし路上で立ち話をしていた。

#僕はボーとして三人の会話を聞いていた

実は、A氏はレコード会社時代に大江千里をプロデュースしていて、
千里が渡辺美里に提供した曲「10 years」は僕の大好きな曲なのだ。
いや、正確に言えば、好きという範疇を越えている。

僕は、この曲がリリースされた1988年頃(うろ覚え)から、
大切な人を失ったときとか、仕事で行き詰まったときとか、
人生の転機とか、大事な時期にいつもこの曲を聴いてきた。

それだけに思い入れのある曲なので、
作曲した千里のプロデューサーだったA氏と
作詞もして歌も歌っている当の本人(渡辺美里)が会話しているのを聞いて、
すこしばかりドキドキしてしまった。 (^^;)

>『大きくなったら、どんな大人になるの』
>周りの人にいつも聞かれたけれど
>時の速さについてゆけずに
>夢だけが両手からこぼれおちたよ   (10yearsより)

長い間仕事をしてきたけれど、
ホントに自分らしい仕事ができてるかな?
と思えるようになったのはここ数年のことでしかない。
それまでは、恋も仕事も人生も、いつも両手からこぼれ落ちていた。
そして、いつも「10years」を聴いていた。

そんな大切な「10years」という曲だったけれど、
浜崎あゆみの「TO BE」が出てからは、そのポジションが変わってしまった。

僕の中では、「10years」と「TO BE」はまったく同列の作品だ。
ただ、歌っている人の声がまったく違う。
浜崎あゆみの声は人を切ない気持ちにさせるし、
渡辺美里の声には、切なくさせる部分もあるけれど、基本は強さを持った声だ。
その頃の僕は、渡辺美里の声が持つ強さにシンクロ出来なかったんだと思う。
浜崎あゆみの声で歌う「TO BE」でしか、癒されない弱さを持っていた。

でも、浜崎あゆみの声は、やはり一過性のものだとも思う。
あの声の説得性が2000年から2001年をピークとした
浜崎ブームの中でしか通用しない、という意味での一過性ではない。

人生の一時期、浜崎あゆみのあの声で歌う「TO BE」を必要とすることが人にはあるだろうけど、
それはいつか、終わらせるべき時期なんだと思う。
そういう意味での一過性である。

去年の後半から、僕はもう「TO BE」を聴かなくなっていた。
そして2002年の3月になって、10年続いたASAYANが終了した。

そんなときに、渡辺美里に偶然会うことができた。

帰宅してホントに久しぶりに「10years」を聴いた。

>あれから10年も
>この先10年も
>行きづまり うずくまり かけずりまわり
>この街に この朝に この掌に
>大切なものは何か
>今もみつけられないよ

僕はたぶん、10年後も「10years」を聴いていると思う。
大切なものを見つけられずに、探し回っていると思う。
でも、そんなことをずっと続けて、仕事に出来ている自分は幸せだと思う。

そう思えるようになったのも「10years」という曲があったおかげだ。
渡辺美里さんに、そのお礼を言えなかったのがちょと残念だった。

2002年4月5日(金)  こんなCDを借りてきた(理由付)

僕は基本的に月に一度、レンタル・ショップに行ってCDを借りる。
月に一度という回数には深い理由はなくて、何度もレンタル屋にいくのがめんどくさいだけなのだが、、、、

最近は歌番組をほとんど見ないし、ラジオも聞かないので、
流行りの曲はCDでチェックするしかなく、そんなワケで、一度に20枚以上は借りる。

#だから、2〜3日延滞すると、延滞料がスゴイことになったりする (>_<)ゞ

BoAの1stアルバムを借りたかったのだが、すべて貸し出し中でNG
実はこのアルバム、買おうか借りようか迷っていたのだが、
今日、借りられなかったことで買うことに決定!!

来週の火曜日に買うことにする。

#ちなみに、CDやDVDは火曜か水曜日に買うことにしている
#理由は分かる人には分かると思う (^^;)

本日、借りてきたCDは下記の通り(順不同)

*椎名林檎「無罪モラトリアム」(最近、何故か実娘が林檎にはまっているため)
*EXILE「our style」(一応、聴いておかなければ、、、)
*MISIA「MISIA GREATEST HITS」(MISIAの曲はほとんど聴いているが改めてチェック!)
*19「蒲公英」(実娘のお気に入り)
*BoA「Every Heart〜ミンナノキモチ」(コピーコントロールCDと書いていたので挑戦!! 何に!? (^^;)
*コリア・ジャパン「LET'S GET TOGETER NOW」(韓国絡み、そしてケミ絡みなのでチェックしとかないと)
*w-inds「try your emotion」(これも実娘のお気に入り)
*TOKIO「花唄」(同上)
*嵐「男」(同上)
*Plum Planets「FREE RIDE」(佐々木ゆう子がメンバーのユニット。新作コーナーのトップにディスプレイされていた。チェック!!)
*ポルノグラフィティ「幸せについて本気出して考えてみた」(ポルノグラフィティの新曲は一応チェックしている。今回のはタイトルも気になった)
*モーニング娘。「Mr.Moonlight」(実娘が借りた。いまさら何故?)
*上原あずみ「Bye Bye My BLUE SKY」(愛内里菜と同じ事務所だから)
*愛内里菜「Forever You」(愛内里菜のCDはシングル、アルバムともに全部買ってきたが、最近金がないので)
*宇多田ヒカル「光」(ヒッキーのCDはシングル、アルバムともに全部買ってきたが〜以下同文)
*鬼束ちひろ「This Armor」(鬼束の新作はいちおうチェックすることにしている)

今月は16枚
ちょっと少なめでした。

2002年4月9日(火)  「ローマの休日」を見る

映画掲示板でヘップバーンのことが話題になっていたので「ローマの休日」を見ることにした。
いまさら何の解説もいらない映画だし、特に感想もないのだが、、、

日曜日に日テレで放送した「行列のできる法律相談所・初回スペシャル」の中で、
司会の島田紳助さんが、ゲストの磯野貴理子さんに向かって
「目キレイ、鼻キレイ、口キレイ。でも、顔全体をみたらブス。なんでやねん!?」
と笑いをとっていたシーンを思いだす。

ヘップバーンの場合はまったく逆。

目はいわゆる美人顔の目ではないと思うし、鼻は大きすぎるし鼻腔のカタチも変。
口も正統派の女優の口ではないと思う。
でも全体を見ると、素晴らしくチャーミングで可愛らしくて魅力的な顔に見える。
顔のバランスって、つくづく不思議なものだと思う。

2002年4月10日(水)  CD&DVDのお買い物♪

山野楽器にてCD&DVDを購入

若いころは山野楽器なんてコンサバすぎるイメージがあって、
音楽はやっぱりコンサバじゃないだろ!? という気持ちがあったから
正直言って、山野楽器だけでなく大手のCDショップをバカにしていた。

とんがった音楽はとんがった店が一番早いだろうと考えて、
下北沢とか高円寺とか渋谷とか六本木とか目白とかの変な店でばかりCDを買っていた。

その頃聴いていたロックとかジャズとかヨーロッパ系のクラブ・ミュージックとか
そのテの音楽をゲットするにはそのテのショップが良かったのだが、
クラシックを聴き始めてから、というか、クラシックの凄みに気づいてから、
正しい音楽ということを理解できるようになった。

正しい音楽とは何か? ということについて解説すると長くなるので別の日に書くつもりだが、
とまれ、正しい音楽を知ると、山野楽器がリコメンドする音楽の正しさが理解できてしまった
それ以来、CDは基本的に山野楽器で買うことにしている。

正しいということとコンサバであることは似て非なるもので、
最新のクラブ・ミュージックより、フルベンのワーグナーのほうが実は先鋭的かもしれない
なんて感じだすと、音楽の正しさということに意識的になってしまう

ということとはあまり関係ないけれど、今日買ったCD&DVD

*フィリッパ・ジョルダーノ「ロッソ・アモーレ」
これが正しいのか!? とクラシック・ファンからはツッコミが入りそうだが、 (^^;)
デビュー作の方向性が進化するのか、俗化するのかいちおうチェック

*ジャン・ジェンホワ「マニフィーク・シノワ」
ruruの凱旋ライブで生演奏を聴いてから、ニ胡のCDを欲しいと思ってたので。
ホントは今売れているチェン・ミン「My Story-我的故事-」を買おうと思っていたが
あいにく品切れだったのでこちらにしたがちょっと失敗。
演奏はいいのだが、プッチーニとかサラサーテとか坂本龍一とか、個人的にはニ胡で聞きたいとは思わない曲が多数。
聴いてみて初めてわかったのだが、ニ胡で聴く「カルメン」はあまり好みではない (>_<)ゞ

*鈴木慶江「フィオーレ」
日本人のクラシック歌手というのはあまり好きではなくて、日本人の声質はどんなにガンバってもオペラには向かないと思っている。
だったら買うなよ!! と言われそうだが、ジャケ写の鈴木さん、とっても美女だったので、、、(^^;)
というか、実は個人的に、サラ・ブライトマンに対抗できる東洋人歌手を生み出したい
という野望を抱いているので、東洋人女性歌手のCDを買うことがあるわけなんです。
鈴木さんのキャッチコピーも「日本の<サラ・ブライトマン>遂に誕生!」ってことだったので、、、

以下はDVD

*浜崎あゆみ「Clip2」
今の日本のビデオ・クリップの水準をチェックするために。
あと、浜崎の今後を占うために。

*ケミ「アコースティック・ライブ2002」
asayan.com管理人としてはチェックしておかないと (^^;)

*ハワイ・マレー沖海戦
記憶では、円谷英二氏の初の特撮監督作品だったような、、
ともかく、円谷作品を論じるときに欠かせない代表作のひとつ。
しかも映像特典として、氏の最後の作品である「大阪万博・三菱未来館上映作品」も入っている
買わずにはいられないでしょう? 

*フルーツ・バスケット6&7
実娘が大のファン。全巻揃えると約束してしまったので、、、



2002年4月11日(木)  いまさらながら「ファイナル・ファンタジー」

FFと言っても映画の方でございます。

実は「ファイナル・ファンタジー」、北米板DVDを映画の日本公開前に入手していて、
やったぜ!! みんなより先に見てやる!! と喜んでいたのに、
他の映画を見ることに忙しくて、今日の今日まで見ることができなかった。
見る気にならなかったと言うほうが正しいのだが。

そうこうしているうちに日本でも公開されて、評判も聞こえてきて、
興行も大ゴケして、スクエアはソニーの資本注入するところまで追いつめられて、
この映画を見るための動機づけがますます難しくなってしまい、今日まできてしまったのだが、
夜中にDVDやらCDをゴチャ混ぜにしまっているラックを整理していたら、
未開封の「ファイナル・ファンタジー」を発見してしまって、
上映時間約100分という手ごろさもあったので見ることにした。

いまさら詳しい解説も必要ないと思うので感想をひとつだけ。

知人やら友人らの評価では、ストーリーはともかく、映画としての完成度はともかく、
絵はスゴイとのことだったので、CGには少しは期待してみた。

ところが、見れば見るほど感じるのは、
フルCGのくせに、なんというスピード感のなさ、スケール感の無さ、、、(;_;)
このCG絵をスゴイと評価した人とは、ハッキリ言って一緒に仕事をしたくない。

技術的に凄いことをやってると言う人もいるかもしれない。
しかし、技術なんてモノは、コンセプトとかイメージを具現化するために必要なのであって、
まず、どのような絵を客に見せたいか? という具体的なイメージがなければ、
どんな技術があっても、表現されたものはなんだかよく分からないものになってしまう。
この映画がコケたのは、ストーリーがどうの、という以前に、
まず、監督がシーン毎にどんな絵を見せたいのか?という具体的なイメージが乏しかったからではないか?と感じた。

テレビ業界では、絵が見える/見えない、というのが重要な評価軸となっている。
なぜなら、テレビは見せるものだからだ。
だから、どんなにコンセプトが画期的で、時代をするどく切り込んだテーマを持った企画でも、
「絵が見えない」とプロデューサーに言われるとアウト!! である。
絵が見えないもの、テレビ番組に作りようがないからだ。

まず、視聴者にどんな絵を見せたいと考えているのか? 
制作に入る前にそこがしっかりしてないと、番組としても成立しない。

これはテレビでも映画でも、実写でもアニメでも同じだと思う。

フルCGで映画をつくろうと発想したのなら、フルCGでどんな絵を見せたいのかファイナル・ファンタジーを見ても、僕にはそこがさっぱり見えてこなかった。

フルCGで、あれだけ緻密に人物を描くのはたいへんなことだと思う。
でも、わざわざCGを使ってスーパー・リアルな人物を描いて、どんな演技をさせたかったのか?
実写なら、そこに役者の意志が入るから、監督のイメージを超えた演技を得ることができる場合もあるだろう。
しかし、アニメやCGは100%、作り手の意志通りに演技するわけだから、
作り手に明確で強力なイメージがないと良い演技はしてくれない。
だから、優れたアニメには特有の演技、実写の役者とは違った演技が生まれるわけだし、
フルCGでスーパー・リアルということを売り物にするなら、実写でもアニメでもない、オリジナルな演技が必要だったと思う。

シーンの描き方もそう。
CGには実写のカメラと違い、物理的な制約がないから視点をどうとでも設定できる。
ところが、この映画の作り手には、イメージに広がりとスピード感がなく、たぶん勇気もないから、
せっかくのCGを活かせた絵作りにはなってないと感じられる。
緻密に描き込めば良い、というものではないのだ。

引くところは引く、寄るところは寄る。パンするときはどんなスピードでパンするのか?
そこに絵としてのリズムやテンポが生まれ、観客を引きずり込むマジックが生まれる。
作り手が絵をイメージしたときに、音楽が鳴ってないと動画としては失敗するのだ。
そして、どのシーンのどこをどのテンポでどう鳴らすのか? それを決めるのは勇気の問題でもある。

大作を作るのには勇気が要る。
低予算映画では、勇気を示すチャンスに恵まれない。

ファイナル・ファンタジー、なんだか低予算アニメを大金かけて作ってしまった、
そんな風に見えてしまうのは僕だけだろうか?

#だから大ゴケしたのか、、、(>_<)ゞ

2002年4月14日(日)  ハマラジャ

本日スタートの「ハマラジャ」を見る

ASAYANの後番組なので、多くは語りたくないが、 (^^;)
去年の春から視聴率がどんどん落ちていって、
結局、この3月に10年続いたASAYANは終了してしまった。

何故、そうなったのか? ということを
ハマラジャのスタッフ、よく分かってないように思える

まあ、まだ初回だし、バラエティ番組はどんどん変化していくものなので、
今後に期待することにしよう

2002年4月15日(月)  ゴルフ復権なるか?

とある筋からゴルフ関係の仕事の相談を受ける

仕事になるかどうか、まだ不明なので詳細は書けないが、
打ち合わせの中の雑談で

「高校生まで(の子供)だと、千円くらいで回れるコース、
 関東圏でも15くらいはあるんですよ」

という話に興味を持った

不況のせいか、すっかりゴルフから遠のいている人も多いと思う。
僕自身も、ここ数年はすっかりコースに出なくなってしまった。

バブルの頃は、お誘いも多かったし、
ゴルフを始めた頃だったので、うまくなりたいという気持ちもあって、
仕事が終わって、夜中の1時、2時頃から練習場に行って、
朝の4〜5時くらいまで、400〜500球くらい打つ、
なんてこともしていたけれど、今ではうまくなる気もすっかり失せて
今や、コースに出るのも年に1〜2回、練習場はその前に1回だけ行く、
という程度の自堕落なゴルファーに成り下がってしまった。

でも、最近のゴルフ場の料金もすっかり安くなったし、
子供は千円で回れるとすると、家族でコースに出ても
実質、夫婦二人のコース・フィーで家族全員で楽しめることになる

我が家は三人家族なのだが、もし三人で2〜3万円くらいでゴルフを楽しめる、
ということになれば、春と秋はたぶん、月に1〜2度は行くだろう

そうすると、年間のゴルフ支出は、年に6回行くとして18万円。
今は、年に1〜2回だし、高いゴルフ場には行かなくなったから、
一回2万円としても年間4万円しかゴルフに使っていないから、
じつに4.5倍の売り上げ増が見込めるわけだ。

実際には、これに練習場代、クラブなどのギア代、ボールなどの消耗品代 (^^;)
その他もろもろ出費も増えるので、ゴルフ産業全体に対しての支出はグンと増える

三人家族で一日三万って多いように思えるかもしれないが、
ディズニーランドに行ってもそれくらいはかかるだろう
だったらゴルフを選ぶ、という家庭だって増えると思う

子供だって、中高生くらいになれば、
親と一緒にディズニーランドは行きたくないだろうけれど、
ゴルフだったら行ってもいい、という中高生はいると思う

不況にも関わらずゴルフ人口は増えているとも言われるが、
確実に言えるのは、今の20代は10年前ほどゴルフをやろうと思っていない
若い世代に関心を持たれないレジャー産業は将来、確実に売り上げが落ちるわけで、
安穏としていられる状態ではないと思っていたが、
実はもうすでに、いい戦略ネタを持っていたわけだ>ゴルフ業界

でも、実際には、子供料金を千円にしただけではブームは起きないのだな (^^;)
もうひと工夫、必要になる

そこがマーケティングの妙味なのだが、
誰がいつ気づくか、ちょっと楽しみではある♪

2002年4月17日(水)  ヒルトン姉妹続報

週間文春4月18日号によれば、

ヒルトン本社は、ヒルトン姉妹との関わりを一切否定。
姉妹の父親が経営する会社も、
リック・ヒルトン氏(姉妹の父親)は、ヒルトンホテルのオーナーではないし、
経営にも関わっていないことを言明。(秘書談)

#ただし、ヒルトンホテルの現会長の息子ではあるらしい。

というわけで、姉妹に対する疑惑(?)も氷解。
けっこう気になっていたのだが、スッキリできて良かった。 (^^;)

2002年4月22日(月)  春の期首特番とマネーの虎

4月はテレビの改編期
ということで期首特番が数多く放送される

週末から今日にかけて、
十数本取り溜めしていた期首特番の数々をチェックする
たいていが2時間の特別枠なのでけっこう時間がかかったが、
やられた!!と思う番組がなくて残念というか安心したというか、、、

個人的な興味は、「マネーの虎」がゴールデン進出になってどうなるか?
だったのだが、特番を見たかぎりでは以前と変わりなくて少し心配
深夜とゴールデンでは、視聴者の層も生理も違うので
普通は変えてくるものだが、今まで通りのスタイルとリズムで勝負しようとしている

これって、けっこう挑戦的な姿勢だと思う

たとえば、雑居ビルの会議室みたいな場所で
虎達と出資希望者が面談するスタイル
深夜だと、あの雑然さが怪しくていいのだが、
ゴールデンの時間帯にあの雑然さは単なる安っぽいセットに見える危険性があるし、
深夜30分という枠だと、あのスタイルだけで見せることはできるけど、
ゴールデン1時間だと、虎と出資希望者の会話だけでは飽きてくるだろうし、、、

というわけで、普通は時間帯移動にともなって演出を変えるものだが、
ほとんど変えずに勝負してくるのは確信犯なのか? それとも分かってないのか?
それとも、これから変えるつもりなのか?

そのあたりを確認するために、もう少し続けてみてみようと思う

2002年4月30日(火)  キューティ・ブロンドを見る

本業関係の若いスタッフを集めて自宅で食事会

自宅で食事会をやるときは、DVDで映画を流しているのだが、
今日は、初めて我が家に来る人ばかりだったので、
5.1chサウンドを体験してもらうために、まずは
「T2」の冒頭部分、「アルマゲドン」の惑星突入シーンを上映

我が家のシアターは、厳密にチューニングされているわけでもないのだが、
初めて5.1chを体験する人は、それなりに感動してくれて嬉しい (^^;)

その後、「キューティ・ブロンド」北米版を上映
日本では封切ったばかりで、まだ映画館で上映されているが、
そんな映画がDVDで見れることに、一堂、ビックリしている
まだまだ北米版の存在も、知られてない模様

しかし、その北米版も最近はリリースが遅くて、
日本での上映前に入手できることも少なくなった
日本のAVファンや映画ファンが、
日本公開前にDVDで入手していることに
映画会社が抗議したのか、アメリカの会社が勝手に配慮したのか知らないが、
ちょっと残念な傾向ではある

以前は、「マトリックス」クラスの大作でも、
日本公開前に北米版で購入することができて、
自宅にお招きするお客様に自慢することもできたのだが残念

「キューティ・ブロンド」自体は、分かりやすい映画なので、
英語が苦手な人も楽しむことができる
どうってことのない内容だが、ハリウッドらしいハッピー・エンド映画だし、
その意味での、パーティー・アイテムとしては良い作品だと思う

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Akiary v.0.51