10/10 ON AIR



 
次のシングルは一人削減…。
新に3人で再スタートすることが決まっている太陽とシスコムーン。
前回、スタッフを交えてのミーティングの結果、原点に戻り合宿をすることになった彼女達。
その合宿先とは、およそ半年前にデビューをかけて40日間にわたり競い合った、あのサンフランシスコ。
彼女達はその因縁の場所で、太陽とシスコムーンへの残留をかけて再び闘うことになったのです。

太陽とシスコムーンから外されるのはたった一人。
さぁ、一体誰が残り、誰が減らされるのでしょうか?



10月2日、成田空港。ここに太陽とシスコムーンの姿がありました。4人ばらばらに集結してきた彼女達。久々の渡米を前にした心境を語ってもらいました。

稲葉「最初につんくさんが求めてた、ファンキーな部分、やっぱり原点はそこなのかな、と。
   一言って言ったら簡単なことやけど、最近私たちにその言葉が無かったかなぁと」
ルル「3人になる話を聞いて、正直言って今も良くわからないんですよ。なんで3人になるのか。
   だから、それをあまり考えないで、まだ4人でやれるうちに4人で頑張っていけることを考えて、
   そのために、むこうに行って歌のレッスンとかダンスのレッスンとか一生懸命やって、
   自分なりに一杯一杯吸収したいし勉強したいです」
信田「本当は、こういうふうにデビューしましたって言う、結果報告じゃないですけど、
   そういうのだけで行けたほうが良かったのかもしれないんですけど、もう一度こういう形で
   サンフランシスコに勉強しに行くっていうので。4ヵ月連続で速すぎて、その時の気持ちを
   忘れてたのかなっていうのもあるんで」
小湊「40日間合宿をして、オーディションで選んでもらって、ずっと頑張ってはきたんですけど。
   でもあの時やろうと思ってた気持ちと、今何かをやろうと思うときの気持ちと差が
   あるんじゃないかなって思うようになってきたんで。あの時の勢いは自分で言うのもおかしい
   けど、なんかスゴイものがあったと思うので。それは、40日間よりはすごい少ないのかも
   しれないけど、取り戻してきたい」

半年前、激戦を繰り広げた、想い出の地サンフランシスコ。この地において今回彼女達は、帰国後すぐに待ち受ける学園祭で披露する楽曲の歌とダンスの最終仕上げに取り組みます。つまり、サンフランシスコでの頑張り次第で自分自身の残留が確定してしまうと言っても過言ではないのです。早くも機内で学園祭披露用の楽曲をチェックし始めた彼女達。デビューを争った半年前とはまた違った緊張感が彼女達を包み込みます。そう、戦いは既に始まっているんです。





そしておおよそ12時間後にサンフランシスコに到着。運命の地へと降り立った彼女達は、早速サンフランシスコの中心部へと向いました。いよいよ始る残留をかけたバトル。しかし、彼女達にはその前にどうしてもやっておかなければならないことがあったのです。それは以前の合宿の際にお世話になったダンスとヴォーカルの先生にデビューの報告をすること。先ず彼女達が最初にやってきたのは、オーラン・クリストファー先生。そう、デビュー前の彼女達を恐怖に陥れたボーカルの先生です。とにかく厳しかったこのオーラン先生、信田・ルルがたびたび涙してました。当時はサンフランとシスコムーンという2つのチームに別れていたため、小湊はこの日が初対面です。

早速彼女達はデビューの報告として自分たちの5曲分のP.V.を観てもらい、感謝の気持ちを表しました。オーディションの時とは違う彼女達の姿に、先生も満足げな様子。しかし、ここで先生が“自分たちの曲をアカペラで披露して欲しい”と言い出したんです。デビュー後の成長を生で感じたい、そんな先生の突然の要求に動揺が隠せない太陽とシスコムーン。もちろん今までも自分たちの楽曲をアカペラで披露したことなど全く無い彼女達。しかし、お世話になった先生に感謝の気持ちを伝える意味でも、ココはそれなりにキメたいところ。さぁ、彼女達は先生を前にびしっと決めることが出来るんでしょうか?

何とか無事歌を披露した彼女達、しかしこの後、事態は思わぬ展開へと突入してしまうんです。先生が“ビデオとハーモニーが違う、ビデオのようなハーモニーが聴きたかった”“デビュー曲を歌って欲しい”というのです。しかし、彼女達、なかなか歌いだそうとしません。実は、「月と太陽」を久しく歌っていなかったために、それぞれのハモリのパートを忘れてしまっていたんです。




結局彼女達は「月と太陽」を披露することなく先生の元を去りました。歓喜の再開となるはずが苦い経験となってしまった太陽とシスコムーンの面々。そこでこの日、彼女達は急遽他の先生との再開を中止し自分たちの宿泊先のホテルでミーティングを開くことにしました。

小湊「確かにアカペラで歌わないじゃん?テレビとかコンサートとかで
   歌うときは、後ろで音楽が鳴ってそれにノって歌うけど、
   それじゃダメなんだよね。サンフランシスコでレッスンしてた
   ときは何でもアカペラで歌えたよね。でも、それが自分たちの歌で出来ないっていうのは
   結局ダメだよね」
ルル「今まではダンスもやってるから、必ずカラオケでいっしょに歌うよね。
   アカペラ捨てたって言うか全然やってなかったし」
稲葉「アカペラでやるときってさ、ちゃんとやってないよね。アカペラでやるつもりでやってへん
   からさ。今日なんかも、音とか全然外れまくりだし、ハーモニーなんて全然気にしてやった
   こと無かったよ」
小湊「結局歌の先生だからさ、ダンスがどうのって全然違うじゃん?とりあえず歌は歌えて…。
   っていうか、CD出してるんだから歌手だろって感じじゃない?」
稲葉「だから言ってたよね。CD聴いててスゴイって。コレが聴きたいって」
信田「そのままを聴けると思ってやってって言ってやらしたんだと思う。先生いつも言ってたよね。
   他の人が歌うところがわかってるからこそ、自分が入るところが入れて、皆とハーモニーが
   とれたりブレンドができるって。それを凄く大切にする人だったから、今日きっとオーラン先生
   が私たちを見てもバラバラな4人だったんだと思う」
小湊「メインの音を貰ったら自分のハーモニーがわかる程度にきっとなってて欲しかったんだよね、
   オーラン先生は。やっぱり1年以内かもしれないけどさ、5枚シングル出してるアーティスト
   とかミュージシャンだったら、絶対そこまで出来てるって思っちゃうよね」
信田「デビュー曲の時はそれを必死になってやってたのが、月一で出してて忙しくなりつつ、それを
   やっぱりどこかでコナしてるっていう言葉は変かもしれないけど、そういうつもりではやって
   ないけどね、慣れてきちゃって最初の時とは違って、確かに歌はうまくなってるのかもしれな
   いけど、そういうグループ感っていうのが纏まってきてるようでどんどん無くなってる」
稲葉「次のことをやってるうちで前のことがちょっと抜けるっていうかさ、前に前に進もうとしてる
   から忘れるんじゃなくて、なんかそっちの方を頑張っちゃうって言うか」


デビュー後、毎月1枚4ヵ月連続でCDをリリースしてきた彼女達。
しかしその怒濤の中で、彼女達は何か大切なもの見失いかけてたのかもしれません。


小湊「レコーディングの時につんくさんに教えてもらって、歌って。で、本番の時はCDを聴いて
   もう一度同じように歌えばいいって言うんだったら、オーディションでつい最近うかった
   後藤真希ちゃんと同じって事だよ。結局さ今やろうとすることに対応しようとするじゃん?
   その時に省けることは省いていくじゃん?で、省いていきすぎて元が無くなっちゃったんだよね。
   結局ヴォイストレーニングをした意味がなくなってるって事でしょ、ある意味。やったことは
   覚えてるけど、そういう想い出じゃダメじゃん。実力に残していかないと。ベースがあって
   成長していったわけなのに、成長していったほうばっかり見過ぎてベースが無くなっちゃってる。
   私たちが4人でやろうってなったときの前に、4人で顔を合わせて出来たのはサンフランシスコ
   でレッスンしたことだと思うの。それがある意味ベースだと思うのね。それ以前にやってた
   ことは皆バラバラだから、そこまでは言わない。でもサンフランシスコでヴォイストレーニング
   を受けたのは平等じゃん。それが無い気がする。ここに戻ってきたんだから取り戻すべき。
   なくしてるもののところに戻ってこれたんだから、吸収率は当時よりは速いはず。一回やって
   るんだから。それを今出来る時間の半分の半分でも良いから費やすべき」


絶対音感を持つ小湊を中心に自分たちの不甲斐なさを確認した4人。
改めて彼女達は先程のオーラン先生にレッスンしてもらうことを決めたのです。


小湊「太陽とシスコムーンってダンスもアリじゃん。だからダンスと歌で見せたいじゃん。
   だからマイクの前に“動かない私たち”として立たされるとああいうことになっちゃったん
   だと思うから、太陽とシスコムーンとしてはやっぱり踊りながら歌いたい。そしたら私たちの
   歌も熱く聴かせられる、じゃないけど。だけどそうじゃないところで“あ、コーラスグループ
   みたいだ”っていうコトが出来たら、ある意味かっこいい気がする。そのかわり責任感は必要
   だと思うけどね。4声のハーモニーを覚えたら、もちろん他の人のパートも覚えるけど、狂う
   わけにはいかないじゃん。今まで以上にスゴイ真剣にやる必要があることだと思うよ。
   だから、チャレンジだと思うよ、ある意味」





ここにきて新に出発点に立つことを決意した4人。早速その翌日、朝から走り込む4人の姿がありました。
一人減らされることよりも、まず現状の太陽とシスコムーンを学園祭までに完全にすることを心に誓った彼女達。しかし、この希望に満ちた状態はそう長くは続かなかったんです。


そう、小湊美和、突然のダウンです。



さぁ、一体どうなる、太陽とシスコムーン!?
次週、彼女達は更なる波乱の渦に巻き込まれてしまうんです。
彼女達の運命は一体!?

 



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