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CDショップ完全バックアップ体制にて実現した、デビュー曲先行予約バトル。
その枚数に応じて、2人には天国と地獄が用意されている。
さぁ、制するのはどっちだ!?
都内某所、神山が早朝から動き出した。バスに乗り向かった先は、なんと富士山。神山は、CDのジャケット撮影のために、ここ、富士山までやって来たというのだ。スタッフの間で、神山の歌声や楽曲が自然にぴったりだという意見が続出。CDジャケットのテーマは自然と決まっており、そこで富士山が選ばれたというのだ。冬の高原を舞台に、神山の新たな魅力が引きだされていく。
一方こちらは都内の某スタジオ。こちらでは、勝又がCDジャケットの撮影が行われていた。勝又のテーマは、以前ヴィジュアル改造したときのものと同じスタイリッシュ。神山とは対照的なスタジオでの撮影。それぞれの個性を見極めたうえでの選択である。ジャケットが楽曲やアーティストのイメージを決める。わずか一枚の写真を撮るために、撮影は延々8時間にもおよんだ。
ジャケットもでき上がり、2人に残された課題はプロモーション活動のみとなった。新人アーティストにとってはもっとも重要な活動である、全国のCD巡り。音楽の戦場とも言えるCDショップを自分の足で回り、自らが訪れた足跡を残しファンとの接点を少しでも多く作っていく彼女達。
そんな多忙な毎日を送っている彼女達に、ついにこの日が訪れた。そう、デビュー曲先行予約バトルの第1回戦が大阪で行われたのだ。今回2人が行うのは握手会。2人が直接ファンと触れ合うのはこれが初めてとあって、1人1人気持ちを込めて握手を交わす。そして握手会は終了。このまま終わるのかと思い気や、先行予約バトルの真相が明らかにされた。その内容とは、それぞれのバトルの際、予約枚数が多いもののみがステージに立ち、歌を歌うことができるというもの。負けたほうは歌うことは許されない。そして、その第1回目がこの握手会の日だったというわけなのだ。今回の集計の結果は、神山1641枚、勝又1852枚と、勝又の勝利。よって、先行予約バトルの第1回は勝又がステージに立つことを許されることとなった。
そしてスタジオに大登場した彼女達。この日、彼女達にはデビュー曲のお披露目ライヴだと知らされていた。が、真相は先行予約バトルの第2回。そんなことを一切知らされていなかった彼女達はリハーサルを終え、思ったように歌えているかモニターチェックをしていた。収録までの間も、鏡の前で歌い込む神山。部屋からスタッフを追いだした勝又も、室内から彼女の声が聞こえていた。何も知らないまま、本番を迎えた2人に集計結果が伝えられた。結果は、勝又2321枚に対し、神山2218枚と、103枚差で勝又の勝利。デビュー曲の初ASAYANライブを勝ち取った。
都内某所、この日、スタッフはある人物から緊急に呼び出されていた。現れたのは、2人が所属するレーベルであるR&CJapanLtd.の代表取締役の橋爪健康氏。一体何があったというのだろう?
橋爪「やはり歌姫は、1人ということに決めたいなと…。
同時に発売して本当に売れた方の人を、歌姫というふうに呼ぶべきだと思います。
このデビュー曲のバトルというのを、最終決戦に。
オリコン初登場の順位で勝った方を、超歌姫ということに決定したいと思います。
その時点で、この企画は終わりにしたいな、と。ピリオドを打ちたいな、と」
なんと!!真の歌姫をオリコン初登場の順位で決めようというのだ。負けたほうはどうなるのか?
橋爪「それは今は言えないですね」
ということは…もしかしたら、負けたほうは引退!?
果たしてどうなる!?
超歌姫、最終章が幕を上げる!!
やはり、歌姫の称号はたった一人にしか許されないものなのだろうか…?
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