小室哲哉プロデュース 小林幸恵

5/21 on air

 


 

前回、小林の全米デビューの鍵を握るプロデューサーの名が明らかに…。その人物とはアメリカのアーティストなら一度はプロデュースを願う超大物、ナラダ・マイケル・ウォルデン、そう、あのナラダなんです。小林のN.B.Aでの国家独唱を見た元モータウンレコードのプロモータの手により、今回のナラダ・プロデュースが実現したんです。彼はアメリカの音楽シーンを語るうえでの最重要人物の一人。そんなスンゴイ人のプロデュースが決定した小林幸恵。さぁ、一体どうなってしまうのか?今回、全米デビューへ向けての記念すべき第1歩が踏み出されてしまうんです!!そう、ついにレコーディングに突入したしまうんです!





こちらはアメリカS.F.。ナラダの持つスタジオがここS.F.の郊外にあるため、小林はレコーディング期間のみここに拠点を移すことに。ついに迎えたレコーディング初日。そのせいか、小林、かなり緊張しているようです。車で到着した先は彼の所有スタジオ、その名もターパンスタジオ。ここにナラダの栄光のすべてが刻まれているんです。ナラダのプロデューサーとして獲得した数えきれないくらいのプラチナアルバムを前に、驚きを隠せないようすの小林。改めて知らされるナラダの業績。その栄光を目にしたせいか、小林、さらに緊張が高まります。初めてのレコーディング、こんな調子で大丈夫なんでしょうか?

そんな中、あの人がスタジオにやって来ました。そう、ナラダ・マイケル・ウォルデン、ついに登場です。小林へ花束をプレゼント、そして小林はナラダに浴衣をプレゼントします。小林に会うなり、いきなりご陽気なナラダ。今までガチガチだった小林もそのペースに巻き込まれてしまいます。実はこのときからナラダのプロデュース・ワークは始まっていたんです。このテンションこそがレコーディングには重要なことなんだと言います。いいものを作るには余計な緊張はいらない、リラックスこそが個性を出し切るには必要不可欠だとナラダは語ってくれました。ナラダ曰く、今回は4曲レコーディングする予定だと言います。そして早速レコーディング開始!と思いきや、すぐにはレコーディングを始めようとはせず、スタジオ案内を。小林をスタッフに紹介したり、なにかと大はしゃぎです。実は、これもリラックスさせるためのナラダの気遣いなんです。さらに、ミキシングルームにはきらびやかな電飾が。雰囲気を重くさせないためにナラダがいつも使うアイテムなんだそうです。そう、こんなスタジオでマライアやホイットニーもレコーディングに臨んでいたんです。さぁ、一体どうなる?いよいよ小林vsナラダの第1ラウンドがスタートです!!


レコーディングを前に、まずは歌詞の確認。実はこの曲、小林が聞くのは今日で2回目。余計な先入観を与えないため、事前にあまり練習しないようにナラダは忠告していたんです。今回レコーディングするのは「Over You」という楽曲。アーティストのその日のテンションにあわせ歌う楽曲をチョイス、これも個性を最大限に引きだすためのナラダ独特の方法なんです。そしてついに小林がブースへ。ついにかつてないレコーディングが明らかになるんです。アメリカでのCD発売とあって、やたらと発音に気を使うナラダ。10テイク以上の中から、彼はその場でO.K.テイクを選び出し、すぐさまブースにいる小林に聞かせます。これを繰り返すことで更によいものを引きだす、そんな狙いがあるんです。時にはミキシングルームを離れ、直接小林の元へ指導に向かいます。英語の微妙な発音に徹底して拘るナラダ。わずか4小節に2時間と、膨大な時間を費やしていきます。しかしそれにしても、世界のナラダがなぜ今回のようなプロデュースを引き受けたんでしょうか?

ナラダ「ビデオテープが送られてきてね、何回かそれを観たんだよ。それで彼女に大きな可能性を
    感じたんだ。ロスでこのプロジェクトについてミーティングしたよね。その場で、君たち
    が何をやりたいか、僕に何をして欲しいのか語り合ったよね。これはイイ企画だと思ったよ。
    日本のテレビ番組からスーパースターを作り上げようなんて刺激的だよ。ほんのちょっと
    だったけど、小林幸枝に会って彼女のエネルギーに惚れたよ。キュートで可愛くてフワフワ
    しててさぁ。もし僕らで出来るなら、みんなを驚かせたいなぁって思ったんだ。チャレンジ
    だよ。どこまでできるのかね。でも、それこそが人生だろ?」


小林からエネルギーを感じたというナラダ。小林という日本人が世界でどこまで通用するか試してみたい、そんな情熱をもって今回のプロデュースに臨んでいるようです。しかしナゼ、今まで日本人歌手はアメリカで成功することが出来なかったんでしょうか?

ナラダ「アメリカはすごく特殊な国なんだ。ロック、R&B、ブルース、
    ジャズが生まれた国だから、みんあコダワリを持ってる。マ
    ライアの人気の秘密はね、彼女にR&Bの魂があるからなんだ。
    彼女はそれを全面的に表現したんだ。プラックサウンドの香り
    をね。ブラック・サウンドをポップの歌に加えると、この国で
    は大ヒットできるんだよ。日本人もようやくその辺を理解し始
    めたんだと思うよ。今みたいなブルージーなリフを歌えるのが
    アメリカで成功するカギなんだ。それが無かったり、ストレート
    過ぎたりすると成功はとても難しいかもね。これは僕の考えだけど。生粋のアメリカ人歌手
    でさえ難しいよ。オウルタナ・ティブ・ミュージックのジャンルぐらいかな?
    クランベリーズのようにストレートな表現で通用するのはね。でもポップ・ソングの大半は
    たくさんの時代のムーブメントが入っているんだ。アレサ・フランクリンの歌もそうだし、
    ゴスペルに関してもそうだよ。(小林幸恵は)そういった曲が好きだから未来は明るいよね」


独特のプロデュース・ワークで数々の世界的アーティストを送りだしてきたナラダ。その独自のスタイルが顕著にわかるシーンがあります。今回、小林のデビューCDに収録される予定の「スキヤキ」。この曲をどうアレンジするか、実はナラダ、そのことを相談しているんです。小林にとって一番いいアレンジをしたい。そう、ナラダは小林の意見を最大限に取り入れながら、楽曲の構想を固めているんです。ただ与えられたものを歌うだけではなく、アーティスト自身にもイニシアチブを持たせていく。こうすることによって、小林自身の成長も促しているんです。アーティストに対して独特の気遣いを見せるナラダならではのやり方と言えるでしょう。世界に挑戦する小林の成長するプロセスを楽しみたい、しかし、そのレコーディングは予想以上に難航していたんです。3時間で4小節。しかし、ここまで徹底してやらなければアメリカ国民、いや、世界には通用しないんです。正しい英語の発音、その一つ一つに魂を込めて収録。しかし結局この後も数章節分しかレコーディングできませんでした。

CDに収録予定の楽曲は全部で4曲。果たしてこんな調子で大丈夫なんでしょうか?
しかし何故か余裕のナラダ。この余裕は一体何なんでしょうか?
更に次週、驚くべき事実が発覚してしまうんです!!!

次週、小林幸恵vsナラダ・マイケル・ウォルデン、完全大公開!!
そう、更なるバトルが繰り広げられるんです!!
果たして小林幸恵の運命は!?

  


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次週のASAYANをお楽しみに!



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